昨日 (もう日付的には一昨日)、遂に生リャンインを見れました。聴けました!
あっという間の80分でした。観客は300人ぐらいでしたでしょうか、感じとしては3分の1ぐらいが華人だったと思います。スタンディングで最前列はかぶり付き状態です。私も三列目あたりにいましたが、とにかく近い! リャンインが登場したときは「あわわわわ…、本物のリャンインだ…♥」状態でした。なんと贅沢な、中国にいたらこんなことあり得ません。日本に生まれて良かった!
とりあえずセットリストです。
01. 我的音乐让我说
02. 如果爱下去
03. LOVING YOU
04. TO BE LOVED
05. 为难
06. I‘LL BE THERE
ここでリャンイン引っ込んで衣装替え。
07. I'll Be There (ギャヴィン・クリストファー)
再びリャンイン登場。
08. 孩子的眼睛
09. 那不会是爱吧
10. BELOW MY RADAR
11. WHAT'S UP
12. それでも愛してる (日本語)
13. Simply The Best (アンコール1)
14. 独上西楼 (アンコール2)
1曲目、新譜から「我的音乐让我说」です。アルバムでは力を抜いて軽く歌っている感じでしたが、いきなりパワー全開です。おまけに曲の後半でアルバムでは入っていない「イルカの音 (ホイッスル・ボイス)」をぶちかますではないですか。私のハートと脳天を貫きました。「リャ、リャンイン…♥」
バンドがいい音を出してます。パシっと音がタイトです。アルバムレコーディングメンバーとは全く違うようですが、日本のマネージメント会社が集めたのでしょうか、いずれにしても凄いメンバーを集めたようです。ボーカルがいいと、それに見合ったメンバーが集められるものです。
ライブ前、おそらくアルバムの曲を中心に歌われるのだろなと思っていて、密かに「LOVING YOU」歌ってくれないかな、無理だろうな、と思っていましたが、3曲目でいきなり歌ってくれました。やはりリャンインの売りの1つである「イルカの音」を生かす曲として、これははずせないのでしょうね。
6曲で前半終了で、衣装替えのあいだに、コーラスに参加していたギャヴィン・クリストファーというパワフルなおじさんがソウルフルな歌を聞かせてくれました。バンドの音と相まってなんだか本物の音です。私は詳しくないですが、それなりに凄い人のようで、マライヤ・キャリーのボイストレーナーをやった人だとか。リャンインはマライヤが好きで歌い始めたわけですから、凄い人と出会っているわけですね。いい人生おくってます。
後半に入って8曲目は椅子に座って、これも新譜からリャンインには珍しいのどかな曲「孩子的眼睛」です。思わず体を左右にゆったり振りたくなります。日本語だったら一緒に歌いたいいい曲です。しかし衣装が超ミニで「パンツ見えちゃうよ」状態で目のやりばに困りましたが^^;。
リャンインのMCはほとんど英語だったのですが、その次は「私と踊って」と言って、「那不会是爱吧」のサビの部分を歌いながら「こうして、ああして」と、なんだか観客に振り付けをコーチしています。年甲斐も無く観客みんなと、その「振り」をやってしまいました。せっかくやっと日本へ来てくれたのですから、出迎えなきゃ。
12曲目、ラストで日本語曲を披露してくれました。新曲ではなく、新譜の「飼夜里的光」の日本語バージョンです。「日本語で歌います」と言って曲名を言おうとしたのですが、日本語タイトル「それでも愛してる」をなかなか思い出せなくて笑いを誘いました。
このC-POPらしいしっとりバラードは毎回この手の曲がアルバムに入っていて、やはり大陸ではそういう曲がヒットして、賞を獲るのもこの手の曲です。日本語で歌うなら前述の「那不会是爱吧」あたりが良かったのかなと思うのですが、今回の「音楽鑑賞会」というのはプロモーションを兼ねてのものであって、そのあたりのさぐりもあったと思います。日本語で歌うと言うことで若干無理している感じはみなさん感じたと思います。これがラスト曲で「えっ? これで終わり?」という感じがありました。
コンサートの切れのいいところで女性の司会が出てきて通訳していたのですが、そこで「さあ、もう一度ジェーン・Z (ズィー)を呼びましょう!」と言って、アンコールは呼び慣れない「ジェーン・ズィー」で呼ばされてしまいました。
アンコールはノリノリのノリノリ、「Simply The Best」です。これで最後かと思うと余計ノリノリになります。
それでライブは終り…。という感じではあるものの、なんだか聞き足りないのです。明かりが灯いてCDの音が流れ出しても、みんな動きません。私は後ろのほうは見ていませんでしたが、前のほうはその状態でした。
5分ぐらい続けたでしょうか、今度は「リャンイン」コールです。みんなあきらめかけた頃に、リャンインだけが出てきてくれました。それもどう見てもステージ衣装ではない真っ赤なラフなワンピースです。ビールジョッキのようなプリント柄が入っています。みんなから思わず「可愛い!」の声が連発されます。もうバンドメンバーはいません。リャンインは叙情的な中国語曲をアカペラで歌ってくれました。華人の皆さんは知っているようで合唱していました。ここまでやってくれたらもう「ありがとう、リャンイン!」という感じです。その曲は「独上西楼」という曲だったようですが、調べてみると、かつてテレサ・テンが中国語で歌った曲でした。
それでも本当にあっという間の80分でした。終わった後「本当に生でリャンインを見たのだろうか…」という感じでしたが、帰りにリャンインを聴きながら帰るうちに実感が湧いてきました。
今回は、いつもここにコメントをいただいているalangさんと、alangさんが呼ばれた「
笑容燦爛--C-Pop日和--」の、ねおぴのこさんと一緒に見ました。また、リャンインのファンブログ「
Go liangying !!」のtaremimiさんにもご挨拶できましたし、華人の人たちとも話ができました。私の隣にいた中国人の小さな女の子が人のすき間から必死で見ていて、抱き上げて見せてあげたくなりました(やりませんでしたが^^;)。ライブの後はその女の子に我々の写真を撮ってもらいました。
ライブでは華人のみなさんは中華圏のコンサートと同じノリで、写真やビデオを撮りまくっていました。会場の表には会場側の配慮なのか「録音・撮影禁止」と書いてありましたが、主催者側は中国ノリを知っているのか、お咎めなしでした。ただ、撮っていいよとは誰も言ってくれませんから、日本人としては「それ、いいの?」という感じにはなりますが、結局全くそのようなアナウンスはありませんでした。撮れば良かった…。行った人のブログを見て回ると、けっこう撮ってます。
さて、中国でもこのライブのことがたくさん報道されています。
マネージメント会社が国際的なマネージメントをする会社なので、現場ではビデオもスチルも白人のガイジンが撮っていましたが、webではどこもそこで撮られた写真しかもちろん出ていません。
http://ent.sina.com.cn/y/p/2009-03-30/04442445332.shtml↑この観客側を撮った写真、ラストに観客へ向けて連写でパカパカ撮っていたものの1枚だと思いますが、一緒に行ったalangさんの顔が小さいですがはっきり写ってます^^。私も頭半分写っています。これはいい記念です。ねおぴのこさんは残念ながら写ってません(;_;)。
とにかくリャンインの素晴らしさを改めて実感できるライブでした。ただ、プロモーションを兼ねてということですが、リャンインのアルバムは日本版が出ていません。これからという売り込みの第一歩のようです。しかしリャンインはアメリカともつながりが出てきていますので、日本のレコード会社の皆さん、のんびりしてると日本を通り越してアメリカに持ってかれちゃいますよ!
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テーマ : 中国・台湾ポップス C-pop - ジャンル : 音楽
タグ : 張靚穎张靓颖ジェーン・チャンジェーン・Zライブ大陸女性歌手
お邪魔いたします。
29日は本当にありがとうございましたっ!!
本当に楽しい時を過ごさせていただきました。
C-POPまだまだ浅いわたくし・・・。
これからもご指導のほどよろしくお願い致しますっ!!
写真、写ってなくて残念でしたっ~!