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 2010年01月の記事 

皆様、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。


新年にあたり、今日はちょっとこれからのC-POPの動向について語ってみたいと思います。
世界的なことではありますが、以前から特に中国語音楽の世界ではとにかくCDが売れないという言葉を目にします。その要因としては、主に大陸に多い海賊版と、違法なMP3ファイルのアップロードです。MP3は新譜が出た翌日あたりからどこからともなく出てきます。大陸ではまだそれを取り締まる規制がありません。
かつて周杰倫 (ジェイ・チョウ) は、無断でアップロードする人々に対して、「彼らは僕らが消滅して初めて気付くんだ」と嘆いていました。
私はいつも張韶涵 (アンジェラ・チャン) をネット上で追いかけていますが、彼女を通していろいろ見えてくることがあります。まず、Angelaの昨年9月に出たアルバムは、発売当初はヒットチャートにも入りましたが、それはファンが買っただけで、その後2ndバージョン (改版) も出されず、あまり売れているようには見えません。そしてAngelaは現在ほとんど大陸でしか活動していません。これはAngelaだけでなく、大物歌手たちはみんなそうなってきています。
昨年大物歌手たちの項目別所得ランキングが出ていましたが、AngelaはしばらくCDを出していなかったにもかかわらず、莫大な稼ぎがあります。CM女王をやっているせいもありますが、それ以上に大きいのが大陸での「営業」、つまりイベントなどに呼ばれて2~3曲歌ってくるというやつで、その1ステージに法外な出演料が支払われます。営業の単価だけを見ると、ジェイ・チョウの1ステージ平均約1400万円がトップで、それに次ぐAngelaの約1000万円が2位です。これは歌手個人に支払われるのではなく、所属事務所に支払われる金額です。Angelaの場合は事務所とレコード会社が共通なので特別ですが、ほかの歌手たちは事務所だけ儲かって、レコード会社はほとんど利益はありません。台湾を制覇した歌手はどんどん大陸へ営業に行ってしまいます。大陸でギャラが上がりすぎた歌手は、もう台湾のイベントからは高すぎてあまり呼ばれなくなってしまいます。そして人気のある歌手だけがやたら稼いで、レコード会社とあまり売れない歌手はこのままでは消えていきます。

大陸のイベントなどには巨大なスポンサーがつくので、莫大な出演料が出てきます。Angelaを通して見ていると、昔日本でも多少ありましたが、中国語音楽の世界ではポップスはあまりにも使い捨てのコマーシャルの道具として使われ過ぎているように思えます。CMに使われる曲はクライアントの要望で曲調も歌詞も商品をイメージするように作られます。MVには商品が露骨に出てきます。歌手を「アーティスト」として尊重などしておらず、コマーシャルの道具として扱っているように思えます。また、マスコミとの関係を見ていても、芸能人はとても地位が低いように思えます。現場の作り手は別でしょうが、一般的にポップスをまだ文化として捉えてないように見えます。

ここに時々コメントをくださるGinaさんのブログに、Jasoさんというミキシングエンジニアの方が時々コメントを寄せておられます。Jasoさんは台湾でも活躍されておられるので、向こうの現状を時々書いておられます。
このGinaさんのブログ記事をコメントも含めて読んでみてください。
中国語ポップスの音楽市場-主戦場はどこか?
愕然とするお話が出てきます。CDは作るだけ赤字? 今年中に台湾のレコード会社がほとんど潰れるかも知れない? えーっ!! やばいとは薄々感じていましたが、もうそこまで来ていますか。大陸の三大電話会社のひとつ、チャイナモバイル (中国移動) は着うたなどの音楽ダウンロードを一手に取り仕切っているようですが、ここと関わりを持つ会社と歌手だけが生き残れるかもしれないという話です。つまり、レコード会社はなくなって、携帯の会社がそれに取って代わるということです。
ただ、レコード会社もなんとかして生き残りをはかろうとするでしょう。'00年から'01年あたりもひどい不景気で、台湾のレコード会社は売れない歌手をどんどんリストラしたようです。再び同じことが起こるのでしょうか。台湾だけにある会社、福茂唱片、相信音楽、滚石唱片などは、レコード会社自体が歌手のマネージメントもやっていますし、比較的人気歌手の少数精鋭でやっていますから、そのあたりは生き残るかもしれません。と言ってもCDを出さない単なる芸能事務所になってしまうのかもしれませんが。
いずれにしても、C-POP歌手はダウンロード販売と大陸での営業ばかりになってしまい、CDはどんどん作られなくなる可能性は大きいです。日本でC-POPを聞こうと思うとCDしか手段はないわけで、これは由々しき問題です。
しかし別の見方をすと、衰退する中国語音楽 (業界ではなく音楽そのもの) を救うのは、そのチャイナモバイルなのかも知れません。音楽に限らず、世界経済は巨大市場中国の動向にかかっています。そこでの音楽はあくまでも「商品」としての音楽であって、その世界ではアーティスト性などというものはどうでもいいことでしょうけども。

元旦から不景気な話をしてしまいました。少し華やかな話題も書いておきます。
昨年は呉建豪 (ヴァネス・ウー) や言承旭 (ジェリー・イェン) が日本デビューし、いい成績を残しました。そして今月は楊丞琳 (レイニー・ヤン) が日本デビューします。なかなか男はこういうことに夢中にならないので、女性C-POP歌手が日本でヒットすることはむずかしいのですが、レイニーには可能性がありますし頑張ってもらいたいです。徐若瑄 (ビビアン・スー) も今年日本で復帰しますが、彼女の場合はJ-POPとしてヒットしましたから例外です。あくまでもC-POP歌手としてヒットしてもらわないとC-POP普及の意味がありません。
しかし、日本で多少売れたところで大陸での営業から比べると大した稼ぎにはならないのでしょうけど、これは特にヴァネスやレイニーなどの日本への強い思いから実現したことだと思います。

今の現状をお知らせしたところで、我々にはCDを買うこと以外何もできないわけですが、華やかな情報の裏で起きていることや、これから起こるであろうことをみなさんも含みおきしておいたほうがいいと思います。
次回からはまた華やかな話題を書いていきます。


※年末から実家に帰っております。それでこれは弟のPCでアップしております。正月はヒマなので、たくさん記事ネタを書き溜めておこうと思っています。


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テーマ : 中華ポップス - ジャンル : 音楽