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カテゴリ : 「上海 」の記事

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先日の上海行きで、CDショップ巡りもしました。「巡り」というほどたくさん回ったわけではないのですが、Angelaのコンサートの日、予め調べた正規版を売っている店を目指して雨が降ったりやんだりの中を1人で歩きました。
大陸で正規版CD・DVDを店で買うというのは至難の業で、「音像店」を街で見かける頻度は日本よりも遥かに高い割に、正規版は滅多に売っていません。おそらく大陸で出回っているディスクの90%以上は海賊盤だと思われます。そのへんの事情は後日書くことにします。

shanghai09-01

目的のものとしては、台湾の歌手は台湾盤を持っていたいので、主に大陸歌手のものを探しました。特に日本で手に入りにくいものなど。

・吳彤 (ウー・トン) のアルバム。「北京歡迎你」に出ていた人で、日本では全く情報がありません。香港の吳彤 (デニス・ン) とは別人です。
・張靓颖 (ジェーン・チャン) の初期のEPなど。
・韓雪 (ハン・シュエ) の初期の2枚のアルバム。
・そのほかAngelaの大陸の企画ものシングル「非情完美」「海宝来了」「城市之窗」など、もしあれば。

いろいろ調べると「上海書城」「新華書店」という大きな書店が上海市内にたくさんあり、それらが最も確実だと言うことです。Googleマップで調べると、それらの最も大きな店が人民広場駅の近くに並んでいました。ここに上海最大の正規版CD・DVDの売り場があるということです。
 ※Googleマップへ

shanghai09-02行ってみると、それらは同じ店で「上海書城・新華書店 (上海书城・新华书店)」と書かれてありました。6階建ての大きな書店で、日本で言うと「紀伊国屋書店」のようなところです。
ここの5階のフロアが全てCD・DVDの売り場です。ここなら何でもあるだろうと期待してCDの華語ポップスのコーナーへ行ってみました。(ちなみに中国では4という数字は縁起が悪いので、4の付く階は存在しないため、そのフロアは本当は5階でも6楼(階)と表示されています)
見慣れたジャケットがずらーっと並んでいました。ほとんど台湾歌手ばかりです。しかし意外にタイトル数が少ない。Angelaなど全アルバムを置いてない。フロア自体は広いものの、民謡や京劇、児童、教育といったあらゆるジャンルのものがあるので、それぞれはそんなに多くはないのです。それに向こうはジャケットが見える置き方をしていますので、棚が大きくてもざーっと見渡して、「これだけ?」という感じで、特に売れるものしか置いてない感じです。吴彤 (ウー・トン) なんて全く置いてません。「これで上海最大か…」ちょっとがっかりしました。

結局買ったものは…

shanghai09-03

shanghai09-04韓雪の「夏。恋情」(2ndアルバム)
alanの大陸時代の「発焼女声」
袁泉 (ユアン・チュアン)「Short Stay 沖縄」
それとAngelaのデビューアルバムの初回盤は、台湾盤ではもうほとんど手に入らないので、ここで大陸盤を買いました。もちろん2nd版は持っていましたが。

どれも日本の通販で手に入るものですが、とにかく安い! 全部で97元 (約1300円)。袁泉以外はどれも古いものなので安売りしていたのでしょうか、高級海賊盤より安いです。Angelaの初回盤は18元 (約240円) でした。

ちなみに、韓雪の「夏。恋情」は、あの上海万博PRソングで中国政府と中国人民に恥をかかせた作曲家がプロデュースした2006年のアルバムです。しかしこれがけっこう垢抜けた音の気持ちいいアルバムなのです。あの騒ぎの中で、この中の「竹林風」と言う曲がK-POPからのパクリではないかと言う疑惑が出ていましたが、韓国名の作曲家の名前がクレジットされていて、カバーとして扱われていました。
PRソングに関しては逃れようのないことです。微妙にメロディの違うところは「こうしたほうが良くなるよ」と添削したかのように、楽曲的にきれいなメロディラインになっていました。才能はある人なのでしょうけど愚かなことをしたものです。

shanghai09-05さて、もう一つ、人民広場駅の反対側に「上海今申音像広場」というのが上海大剧院という巨大な建物の中にあるようなのですが、行ってみると建物自体が閉まっているようで、閑散としていました。

 ※Googleマップへ

タクシーで陕西南路駅の近くの淮海中路へ移動。ワンメーター12元 (160円)。ここは東京で言うと銀座のようなところです。
shanghai09-06この通り沿いにも上海書城があります。こちらは「新華書店」とは書かれてありませんでした。2階建てで、2階の一画に音像コーナーがありましたが、少ない…。狭い中にジャンルは多く揃えているもののAngelaのアルバムすら置いてない始末。最初に行った大型店になければ、他にはないと想像がつき始めました。(写真を撮り忘れたのでよそから拝借)

次はこの通り沿いに昔行ったことのある正規版ショップへ行って見ようと思ったら、なくなっていました。
この近辺には街でよく見かける小さな音像店がいくつかあるので一応2軒行ってみましたが、やはりどこも海賊盤屋です。正規版も少し置いていたりしますが、これは知識のない人には見分けられないでしょう。

後日、私が帰国する日に友人のS君と一緒に、南京西路駅の近くにも正規版屋があるというので行ってみましたが、そこも新華書店でした。こちらは上記とは逆に「上海書城」とは書かれてありません。先ほどの店よりはCDを多く置いていました。
 ※Googleマップへ
どうも「上海書城」と「新華書店」はやはり別会社で、人民広場の大型店は共同運営なのかも知れません。
ヒマそうにしている店員のおばちゃん2人がいたのでS君に聞いてもらいました。気さくなおばちゃんたちです。私はタイトルを書いた紙を見せると、おばちゃんはよくわからないようで、棚からいろいろ出してきますが、張靓颖 (ジェーン・チャン) にしても、私が持っている新しいものしか出て来ません。「このタイトルのもの」と言っても、探してくれますが、どれも「沒有 (メイヨ=ありません)」としか返ってきません。Angelaの企画ものシングルのようなものは、普通は販売されないとのことです。映画「非情完美」の主題歌シングルはAngelaのFacebookにジャケ写が出ていますが、映画のプロモーション用でどこかで配られただけなのかも知れません。
探してもらっているあいだ、S君はもう1人のおばちゃんAと話していました。我々に気さくに話しかけてきます。
おA「あんたたち、日本からかい?」
S「ええ、僕は上海に住んでますが、友人が万博へ来たもんで」
おA「まあ、万博。どうだった?」
S「すごい待ち時間でした。日本館なんか6時間待ちで」
おA「まあ、そんなに並ぶのやだねえ。行きたくないねえ」
と、はっきり聞き取れたわけではありませんが、ところどころS君に訳してもらったのと、日本のおばちゃんと全く同じように話しているので、そんな雰囲気で話してたと思います。
それで、私の相手をしているおばちゃんBから「沒有」ばかり聞こえてくるので、おばちゃんAは「日本語で沒有はなんて言うの?」と聞くので、私が「メイヨ、ないよ」と、覚えやすいように中国語と同じイントネーションで教えてあげました。大阪イントネーションの「ないよ」と北京語の「沒有」はイントネーションが同じなのです。おばちゃんAはしばらく「メイヨ、ないよ」と練習していました。
おB「どれもなかったねえ」
私「いや、珍しいものばかり書き出してきたので」
このあとおばちゃんたちの井戸端会議に加わるハメになってしばらく歓談です。その店の人なのか、おじさんも加わって盛り上がります。
おじさん「俺は昔俳優やったんだ」
私「へー、そうなんですか」
おA「うそよ!(笑)」
私「でも、あなたなら悪役やれそうですよ」(大受け)
あまり収穫はありませんでしたが、S君がいたおかげで楽しいひとときでした。

「メイヨ、ないよ」は、昔、親日のタクシーの運転手にも教えたことがあります。その運転手もしばらく「メイヨ、ないよ」を繰り返して練習していました。

結局のところ、日本で手に入らないものは中国まで行っても手に入らないと言うことです。しかし、吴彤にしても大陸にもたくさん歌手はいるはずなのに、あまり売れてない人はどこでCDを売っているのでしょう。
いずれにしても、上海で正規版CD・DVDを買うなら、この「上海書城」「新華書店」がやはり確実なようです。
ほかにも正規版は、デパートにもありますが、コーナー程度の売り場です。大型スーパーにもありますが、これもコーナー程度で、私の知っているところでは海賊盤と並べて売られていました。政府から認可を受けた流通業者が海賊盤を作っていたりするので始末に負えません。

次回はそのあたりの海賊盤事情と、その見分け方について書いてみます。


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テーマ : 中華ポップス - ジャンル : 音楽

タグ : 上海 張韶涵 アンジェラ・チャン

文字で書くよりも、撮ってきたビデオをYouTubeにアップしました。旅行ビデオなので楽しく仕上げています。

YouTube - な~んとなく上海万博 2010年5月23日(10分)

3年前に上海にいた時に通訳をやってくれていたS君がたくさん登場します。私の声もけっこう入っています。
YouTubeの10分以内という時間制限のために、細かなエピソードなど1分以上カットした短縮版です。2本に分けるほどのものでもありませんし。テーマ曲にAngelaの「真愛冒險」を使いました。ラストにC-POPがらみのものも出て来ます。

ビデオには出てこないこと
Angelaが主題歌を歌っているミュージカル「城市之窗」の会場内の建物です。
shanghai08-1
Angela80-03s2これは台湾の劇団が中心になって演じられているものです。報道では「世界文化センター」で上演されると書かれてありましたが、専用の建物でした。見た瞬間、Angelaがこの前で写真に写っていたことを思い出しました。
このミュージカルのCDが出ていないか土産物屋を探しましたが、まだ出ていないようです。
先日からKKBOXで主題歌の試聴が始まりましたので、これから出ると思われます。
城市之窗 專輯介紹與完整曲目 - KKBOX …登録しないと聴けません。

会場内にはボランティアガイドの若者がたくさんいて、とても丁寧に笑みを浮かべて対応してくれました。普段の中国の店員の態度から考えるととても中国人には見えない対応でした。ただ、情報がけっこういいかげんで、我々は会場内を何度も振り回されることになりましたが。中国人は自信のないことでも自信を持って言います。

よく話題に上る中国人のマナーの話ですが、我々が行った日はけっこう問題ない状態でした。まあ、私は中国人の群衆行動はよく知っていますので、私の目から見ての話で、割り込みは1回目撃しただけでした^^。会場内は清掃員がたくさんいたせいか、ゴミはほとんど落ちていませんでしたが、さすがにパビリオンに並んでいる列の中までは掃除できませんので、足元はゴミがたくさん落ちていました。このあたりは都会で暮らす人と、地方から出て来た人の意識の差がかなりあるわけで、田舎のじっちゃんばっちゃんたちは、ゴミが出たらその場にポイと捨ててしまうわけです。このあたりは東京でも道に吸い殻を棄てるのは地方から出て来た人がほとんどで、それと相似形なのかと思います。
今回、上海の街を歩いてみて驚いたのは、3年前まではとにかく街が埃っぽかったのが、全く埃っぽくなく、きれいになっていたことです。これはS君によると、外国人に見られそうな都心部は毎朝掃除しているからだそうです。それと以前はよけて歩くのが大変なほどタンと唾が落ちていたのが、全く落ちていません。街がきれいになると意識も変わるからでしょうか、ちゃんとティッシュに吐いているのを見かけました。ただ、ちょっと郊外に行くと、な~~んも変わってないそうですけど。そのあたりで都会と地方の意識の差が益々大きくなるのかも知れません。
いずにしても、こういうことは10年単位の時間がかかります。大阪も路上駐車がなくなったり、電車に乗る時整列したり、エスカレーターの片側に並んだりなど、東京と比べるとかなりの時間差がありました。長い目で見るしかないでしょう。

日本人の感覚を持ち込まず、ちょっと視点を変えて中国人の行動を好奇心だけで見ていると、とても面白いです。ビデオでは最初の方でパビリオンに長時間並んでおりますが、その間周りを観察しながらS君とだべっていると、全く退屈しませんでした。ビデオにちらっと出てくるインスタント麺の生かじりはそのひとつで、あれは最近ごく普通に見かけるそうです。なにせ日本語で話して笑ってても、周りには全く分からないのですから、これはけっこう愉快です。

shanghai08-2海宝 (ハイパオ) も記念撮影で人気でした。



テーマ : 上海シャンハイ - ジャンル : 海外情報

タグ : 上海 上海万博 張韶涵 アンジェラ・チャン

飛行機が2時間近く遅れて先ほどなんとか帰宅しました。
Angelaの上海公演、素晴らしかったです!!!!
前から8列目で見ました。ビデオ(HD)をたくさん回していますので、そこから抜き出して、後日その画像を山のようにアップしてレポートします。写真はあまり撮る余裕はありませんでしたが、今日はその中から1枚だけアップします。

shanghai07-1

今回は重いMacは持っていかず、iPod-touchでネットをチェックしようと思っていましたが、ホテルには無線LANは飛んでおらず、全くネットから離れた4日間でした。

上海万博も天気予報は雨でしたが、私の晴れ男パワー全開で、雨は降らず午後から晴れてきました。長時間待ちのパビリオンはやめて、イベントがたくさん行なわれていたので、各国の歌やダンスを見て、けっこう楽しめました。

ではみなさん、Angelaのレポートをお楽しみに!



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タグ : 上海 張韶涵 アンジェラ・チャン 上海万博

番外編
中国の結婚式のちょっと面白いお話。

前の「上海での日々」の [3] で、日本人通訳のSくんと中国人通訳のユキちゃんのことを書きましたが、そのユキちゃんが6月末に結婚しました。お相手はCGプロダクションにいたメンバーの1人小钟 (チュンくん) です。

小雪、小钟、结婚恭喜恭喜!
wedding

ユキちゃんはいつもニコニコしていてとても可愛い子です。ユキちゃんにおめでとうメールを入れたら、返信のメールはちょっと変な日本語が可愛かったです。
右端がSくんですが、この写真を見て思わず「おい、人の結婚式にTシャツかよっ!」と突っ込んでしまいましたが、これにはわけがあったのです。

まずSくんからのこの写真を送ってもらった時のメールから。(掲載許可は貰ってます^^)

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結構綺麗なホテルで、150人くらい集まっていました。
招待状には5時半開始となっており、10分くらい前に着いたのですが、招待客はまだほとんどおらず、ほとんどの人が6時半位に来ました。
僕はまだ中国時間に慣れていないようです。
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Tシャツに突っ込みを入れた後のSくんの返信。

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突っ込み有難う御座います!
でもこれ実は郷に入っては郷に従えの結果なんですよ~。
以前同僚の結婚式に行ったら、僕と上司の日本人2人以外は誰もスーツを着ていませんでした。すごく浮いていたんです。
中国の結婚式は基本的に式を挙げる2人以外は正装しないんです。それで今回はジーパンにTシャツで参加しました。
今回も男性は誰一人としてスーツを着ていませんでした。おじさん連中の中には短パンもいました。(靴は皮靴でした)
会場の雰囲気は日本とまったく一緒なんですが服装は全然違います。
女性もほとんどの人が普段着で、せいぜい2,3人がパーティードレスを着てただけです。
その他違う点は、食事を5分位終えたところで途中で帰る人がチラチラ居たことですね。
今回居たかどうかは分かりませんが、同僚の話によると、関係の無い人が会場にこっそり入ってきて、空いた席に座り勝手に食事をすることもあるそうです。
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と、言う事だったんです。
中国には90年代に西洋文化が急激に入ってきましたから、おそらく西洋式の結婚式では正装を持っていない人が多かったので、そういう習慣になったのかなと思います。
関係ない人が勝手に食事していくと言うのは中国らしくて笑えます。

Sくんはその後日系の企業に勤めました。きっと中国ではいい給料を貰っているのだろうと思いますが、中国人社会の中でいろいろ大変な事もあるようです。
がんばってね、Sくん。ユキちゃんたちは末永くお幸せに。




「上海での日々 II - [1]」へ
「上海での日々 II - [2]」へ
前回の「上海での日々」へ


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タグ : 上海 上海での日々2

懐かしい写真から。

DSC00283

この建物は以前は「上海体育館」と呼ばれていましたが、現在は「上海大舞台」という名称になっていて、大物アーティストのコンサートがよく行われるところです。今年の春には梁靜茹 (フィッシュ・リョン) や陳綺貞 (チアー・チェン) がコンサートを行っています。この下に地下鉄1号線と4号線の「上海体育館駅」があるので、タクシーなどに「上海体育館」と言っても通じます。私はこのすぐ近くに住んでいましたので、タクシーで帰るときは運転手に「ここね」と日本語で言って、その文字を書いた手帳を見せていました。

DSC00019私が上海に行って間もない頃にここでローリング・ストーンズの中国初コンサートが行われました。2006年の4月ですが、その頃私は行ったばかりでサバイバル状態でしたから、音楽のことなど考える余裕はありませんでした。

←そのとき建物に掛かっていたストーンズ公演の垂れ幕です。

この建物の後ろには更に巨大な「八万人体育場」というスタジアムがあり、アーメイ(張惠妹) はそこで2007年12月に5万人の観客を集めましたが、それは私が日本へ帰ったずっと後のことです。

DSC00277

このスタジアム、デカ過ぎてカメラに収まらないので2面つなぎ合わせましたが、空から見たほうがわかりやすいのでGoogleマップの画像を見て下さい。

GoogleMap-Shanghai
→ Googleマップへ
右が八万人体育場で、左の丸い上海大舞台の左側から撮ったものが一番上の写真です。私が住んでいたのはこの画面の下より少し下がったところです。
この敷地内にはスターバックスコーヒーや日本の焼き肉屋もありましたので時々行きましたし散歩もしました。他にイタメシ屋など外国人向けの店が多く、中国にしては値段はあまり安くありませんでした。

上海アニメフェスティバル
この敷地内で毎年7月上旬にあるイベントが行われます。
「上海アニメフェスティバル (上海卡通总动员)」と言いうアニメと特撮のお祭りです。2006年の開催時に私は仕事絡みで行ってきました。

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6日間行なわれ、毎年期間中に10万人以上が来るそうで、さすがに人口13億の国で、会場は広いとは言え黒山の人だかり状態でした。入場料はこの時70元 (1000円弱) で、中国では決して安くありません。私は仕事絡みなのでタダで入りましたけども^^;。
このころ気温は連日37~8度、湿度は90%以上の日が続いていて、蒸し風呂のような状態だったのを覚えています。それと夕立のような雨で一時的に大混乱も起こりました。

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最初に中に入って驚いたのは、とにかく日本アニメ一色ということです。ドラえもん、マクロス、ガンダム、仮面ライダーなどなど、へぇ~っという感じです。中国製アニメのブースもいくつかありましたが、どれも小さく、閑古鳥が鳴いていました。

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日本のフィギュアもあります。
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コスプレ軍団もいくつか見かけました。
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ウルトラマン (奥特慢) は根強い人気があり、着ぐるみショーでは子供たちが熱狂していました。

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これは台湾のハイパーアクション人形劇で、映像がとてもよくできていました。展示されていた人形はとても美しくて魅力的な出来栄えで、このブースにもたくさん人が集まっていました。

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これは入場者が路上パフォーマンスとして行なっていたもので、人形になりきって微動だにしません。時々メンバーが入れ替わって人形になっていました。

とにかく汗だくフェスティバルでした。今年も上海はすでに40度を記録したそうです。


この2006年の10月頃、中国政府は「日本文化から中国の若者を守るため」として、日本アニメのテレビ放送をゴールデンタイムから、夜11時以降に締め出しました。その話を聞いたのは、私の仕事のスタッフの1人の中国人青年からで、彼は1度も日本へ行った事がないのに何の違和感もなく日本語で会話が出来る青年でした。日本アニメやコミックが大好きで日本語を覚えたと言うことで、彼はいわゆる哈日族 (ハーリーズウ=日本オタク) の1人です。彼曰く「僕、日本文化から守られてません (笑)」と言うことでした。
DSC01162いくらテレビから日本アニメを締め出しても、中国のネット上では日本アニメの無断アップロードは今も無数に行なわれていて、海賊盤も普通に街の中で売られています。その是非はともかく、中国では哈日族が増え続けています。(ちなみに中国での無断アップロードはそれで金を稼がない限り罪にはなりません)
上海に長く住んでいた知り合いが最近帰国し、先日一緒に飲んだのですが、「最近中国では根っからの反日よりも哈日族のほうが増えている気がする」ということで意見が一致しました。(写真は文房具屋の店頭に置かれた海賊盤CD・DVD。左にいるのは通訳のユキちゃん。2007/04)

中国だけでなく日本アニメやコミックのオタクたちは世界中に増え続けています。これだけ世界から認められているのに、特にアニメなどはひどい条件の中で働いている人たちが多くいます。日本政府はアニメ博物館など作るんだったら、この新しい偉大な文化を創る人たちに直接援助の手を差し伸べるべきです。作品そのものが世界中の人を魅了しているわけですから。今度もし政権が代われば博物館の話は消えると思いますけども。
もしかしたら世界にオタクが増える事だとか、意外に些細な事で世界平和はもたらされるのかも知れません。

次回は番外編でその後の上海の話を。


2006年の上海アニメフェスティバルの記事
2009年の上海アニメフェスティバルの記事



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