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カテゴリ : 「許茹芸 (バレン・スー) 」の記事

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ゴージャスなアルバム
[許茹芸/スー・ルーユン/バレン・スー//台湾]
ブラウザによっては化けるので→[王秀][王秀]

企画物を除くルーユンの通算16枚目(かな?)のアルバム。
いや、もうこれは「素晴らしい音楽」のひと言に尽きます。ルーユンのやりたかったであろうことの一つがここに集約されているのではないかと思えます。

「許茹芸的微醺音樂 你聽見了 (我) 嗎?」
 2011年11月4日 亞神音樂 紙ジャケ   iTunesストアweb試聴

Valen06-01 01. 夜.微醺 when the night falls…
 02. 老實情歌
 03. 巴黎草莓 →MV
 04. I Wanna Be Loved by You
 05. 浪人情歌
 06. 只愛陌生人
 07. 藍色啤酒海
 08. 春光乍洩
 09. 秘密 →MV
 10. 向前走

全編を彩る甘い音色のストリングス。それにおしゃれなピアノ。時にジャジーに、時にロマンチックに、そしてゴージャスに、まるで50年代のハリウッド映画の世界に入り込んだようなイメージに包まれ、1曲目を聴き始めると、あっという間に最後まで聴いてしまえるという、見事なトータルイメージでこのアルバムはまとめ上げられています。1曲ごとのルーユンの歌がどうのといことではなく、ボーカルも全体のサウンドの一つとしてまとめられているのです。
サブタイトルに「許茹芸的微醺音樂 (許茹芸のほろ酔い音楽)」とあるだけあって、ワインやウイスキーやいろんなカクテルなどをテーマにして、それらに合う曲が作られたそうで、このアルバムは全体のサウンドのトータル性も含めてコンセプト・アルバムと受け取れます。
上の曲目にオフィシャルMVへのリンクを張っていますが、1曲ごとではなく全体を通して聴かないとこのアルバムの魅力は分かりません。そこに「アルバム」という形態の意味と魅力があるのです。クラシックによくある組曲と捉えることも出来ます。

このアルバムは10トラックありますが、歌としては9曲で、トラック1はストリングスとピアノによる短い前奏曲です。これがトラック2、つまり歌としての1曲目にも後半に同じフレーズが出て来るのでそのイントロともとれますが、このアルバム全体の序曲と言えるでしょう。そして最後の「向前走」の終わりにも美しいストリングスの演奏が出て来て、全体の終章ともとれる形でこのアルバムが閉じられています。
あっという間に聴けてしまえるのですが、何度聴いても聴き終わった時に「聴いた~…」という満足感を感じます。素晴らしいです。

カバーが1曲あります。なんとトラック4の「I Wanna Be Loved By You」は、あのマリリン・モンローが「♪ププッピドゥ~」と歌ったあれです。もうこれはたまりません。ルーユンおねーさん、本当に惚れてしまいます。この曲は1959年の映画「お熱いのがお好き」の中でモンローが歌ったものですが、調べてみるとそれもカバーだったようで、モンローが歌ったことで有名になったようです。邦題は「あなたに愛されたいのに」。→モンロー版 - YouTube

今回ルーユンは自分では曲を書いていませんが、「提供&エグゼクティブ・プロデュース&アルバム・プロデュース : 許茹芸」とクレジットされていて、自分の会社であるValen Voice Production で、全てルーユンの考えでこのアルバムが作られたと思われます。
ルーユンは2作前の「北緯66度」からアルバム・プロデュースをして、レコード会社の「製品」ではない「自分の作品作り」を始めていますが、大陸の新人歌手とデュエットしたり、多少レコード会社側からの茶々が入ったように見えます。しかし前作「愛.旅行.一公里」から完全にルーユンの世界で創作され、今回は更にルーユンの思いが花開いたように見えます。
創作する人が行き詰まった時に、他人の才能を借りることで途方もない作品を作り上げることがあります。ルーユンは自分が曲を書くよりももっとうまい人を選ぶという、自分がやりたいことを自分でプロデュースしたことでこのアルバムが産み出されたと思います。
私にとっては今年最高のアルバムです。

Valen06-02

 →HMV →百楽園
 →Yesasia(香港/日本語) →博客來(台湾)


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テーマ : 台湾ポップス - ジャンル : 音楽

タグ : 許茹芸 バレン・スー バレン・シュー 台湾女性歌手 CDレビュー

「許茹芸的微醺音樂 你聽見了(我)嗎?」
11月4日現地発売


Valen05-01ルーユンおねーさんのニューアルバムが2年3ヶ月ぶりに出ます。アルバムタイトルを直訳すると「許茹芸のほろ酔い音楽 あなたは (私が) 聴こえた?」。
今回はお酒をテーマにしたコンセプトアルバムで、ワインやウィスキーなど、歌ごとにアルコール濃度が違うそうです。「私の歌をお酒のつまみにして」ということでしょうか、アルバムのCM (MVのダイジェスト) を観ると、とてもアダルトな世界で、ルーユンの新しい挑戦が伺えます。

2011 許茹芸的微醺音樂 專輯預告片 When The Night Falls... - YouTube (4分)
先行MV《秘密》 - YouTube

私はこういう「コンセプトアルバム」というのが好きです。iTunesストアの設立以来、1曲ごとのダウンロード販売のおかげで「アルバム」という概念がやや失われつつありますが、私個人の好みだけではなく、「コンセプトアルバム」はビートルズ以来ひとつの表現手段として確立されて来たものですから、「アルバム」という概念は多くのアーティストにとって無くされては困るものです。

ルーユンのアルバムは2007年から前作「愛. 旅行. 一公里」まで「種子音楽」というレコード会社から出ていましたが、この会社は昨年中に経営がうまくいかなくなり、香港のレコード会社と合併し、所属歌手は総入れ替えになっています。いろいろごたごたがあったと想像します。ルーユンはその後どことも契約せず、自分の「バレンボイス・プロダクション」だけでマイペースに活動していました。
そして今回のCDは亞神音樂というレーベルから販売されます。

中文Wikipediaで亞神音樂を調べてみました。
2006年に設立された比較的新しいレーベルですが、現在はすでに38組ものアーティストと契約しています。その中でもルーユンは「唱片発行契約」という形で会社同士の契約をしているようで、「バレンボイス・プロ」でアルバムを製作して亞神音樂でCDを販売してもらうと言うことでしょう。
他の所属歌手を見ると、蔡健雅 (ターナャ・チュア)、阿牛 (アニュウ) という大物や、JS、徐佳瑩 (ララ・スー)、魏如萱 (ウェイ・ルーシュエン)、蕭賀碩 (デビー・シャオ)、許哲珮 (ペギー・スー) など、私の知る範囲でも自分のアイデンティティーを主張するタイプのシンガーソングライターが多く見受けられます。

※追記(11/03) : 台湾の亞神音樂は、1991年に発足した日本の「アジアミューズ (当時株式会社中華芸能)」が始まりで、2005年から2007年のあいだに設立された亜神音楽娯楽集団の一つです。日本のアジアミューズはいわゆるタレント事務所です。
AsiaMuse Japan
亞神音樂娛樂 - AsiaMuse (台湾)



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前回の記事からこぼれた文章です。(こぼれ過ぎです)

ルーユンは今までに何度か歌い方のスタイルを変えてきたという文章を読んだ事があります。確かに以前のルーユンを聴いてみると現在とは対照的なとても情熱的な歌い方をしています。このブログで最初にルーユンのことを書いた記事では彼女の経歴の事は書いてませんでしたので、その歌声の変化を探りながらだらだらと書いてみます。
まず言っておきますが、私がルーユンを聴き出したのは2007年のシングル「好聽」からで、それ以前のものはベストアルバムを一枚聴いたのと、あとはYouTubeで古いMVを見ただけです。
とりあえず在籍レコード会社の変遷を。

 ・上華唱片 (ユニバーサル系) (1995~2001)
 ・科藝百代 (EMI系) (2001~2003)
 ・銀魚 (2003~2006)
 ・種子音樂 (Seed Music) (2007~ )

Valen_05上華唱片時代 (当時のユニバーサル台湾)
ルーユンは19歳の時にレストランで歌っているところをスカウトされ、1995年にユニバーサルからアルバム「討好」でデビューし、この中ではトーリ・エイモス (トリ・アモス) やケイト・ブッシュの曲をカバーし話題になったようです (トーリは2曲カバー)。なかなか渋いところをカバーしています。デビュー当時は透き通ったピュアな歌声ということだったようです。ルーユンは2001年までのこのユニバーサル在籍中に13枚のアルバムを残していて、その間にも歌い方の変化があったのかも知れません。その後2007年に出されたその当時の曲を集めたベスト「永遠的朋友」を聴くと、ブレスに力の入った今にも泣き出しそうなくらいの情熱的な歌がたくさん入っています。おそらくこの歌い方が多くのファンをつかんだのでしょう。私はここまで深刻に歌われるとちょっと味が濃過ぎるのですが、「Don't Say Goodbye」という素晴らしい曲も残しています。この曲は98年12月の「你是最愛」に収められたものです。(写真をクリックすると壁紙)
「Don't Say Goodbye」MV ('98)
「討好」MV ('95) …デビューアルバムからで、トーリ・エイモス「Winter」のカバー。(→原曲YouTube
「如果雲知道」MV ('96) …情熱的な歌声です。

※ケイト・ブッシュのカバー「一百個謊言」の試聴は見つかりませんでしたが、原曲は1978年のケイトのヒットアルバム「天使と小悪魔」から「少年の瞳を持った男」です。(→原曲はここで試聴できます) ちなみにそのアルバムの「嵐ケ丘」は「さんまの恋のから騒ぎ」のテーマ曲に使われています。

Valen_06科藝百代 (EMI台湾) 時代 (現在の金牌大風)
2001年にEMIに移籍し、その在籍2年あまりのあいだに4枚のアルバムを出しています。その最後の2003年暮れに出た新曲入りベスト「我愛夜」の新曲である表題曲のMVを見つけて聴いてみると、穏やかな曲調のせいかかなり今のルーユンに近くはなっていますが、ややブレスに力の入った歌い方をしていて今ほど肩の力を抜いていない感じはします。この曲を最後にルーユンはしばらく歌壇から消える事になります。
「我愛夜」MV

活動休止
2003年にEMIとの契約が切れてから銀魚というところに在籍していますが、これはレコード会社ではなくタレント事務所だと思います。登録だけしていたのでしょう。そこでの在籍中にはレコード会社とは契約しておらず、実質の活動休止期間です。休止の理由は不明ですが、ルーユンにはたくさんファンがいたわけで、何か思うところがあったのか、売れなくなって休止したわけではなさそうです。

台湾ではよくあることのようですが、この休止期間中の隙をついて、ユニバーサルがその在籍期間中の楽曲で2005年と2007年に2枚の企画物ベスト「許茹芸真經典」「永遠的朋友」を出しています。

VALEN_02復帰
活動休止から約2年半の後、2007年に現在の種子音樂と契約しその年の4月に「好聽」のシングルで復帰しますが、そのときからほぼ今の歌い方になっています。こってりした感じは完全に消え去り、穏やかでピュアな歌声です。その休止期間中に何か彼女に変化があったのでしょうか。
ちなみに「好聽」という曲は元々は吳克群 (ケンジー・ウー) が王心凌 (シンディ・ワン) のために書いた物ですが、当時Cyndiが所属していたエイベックス台湾で没になり、回り回ってルーユンのところに来ました。ルーユンのブログによると、この曲との出会いにとても感謝して吳克群にご馳走しています。(→ 許茹芸ブログ記事
「好聽」MV

休止期間中のその「変化」の原因を探るべく、ルーユンのブログをほじくり返してみました。ブログは復帰1年前の2006年5月から始まっていますが、それを見ると翌年復帰直前の3月までほぼ毎月のように世界のどこかへ旅行しています。最新アルバムのタイトル「愛. 旅行. 一公里」を見るようにかなりの旅好きのようです。2006年中には友人を訪ねて日本へ3回も来ていますし、どの旅もツアーではなく、その土地の人々と触れ合っています。おそらく休止期間中はずっとこんな調子だったのではないかと想像します。いわゆる充電期間というやつですね。旅をして人と触れ合ううちに何か変化があったのかも知れません。

「好聽」発表後、2007年12月にアルバム「北緯66度」で完全復帰し、その頃に個人事務所「Valen Voice Production House (茹聲工作室)」を起ち上げています。おそらく現在は種子音樂とは会社同士の契約になっていると思われます。

創作
4歳でピアノを習い出したというルーユンは作詞作曲もする人で、1stアルバムからすでに作曲したものが入っていて、その後もちょこちょこ1~3曲程度アルバムに収められています。また、99年9月に出された「鋼琴記事簿」はルーユンが弾くピアノのインストゥルメンタルアルバムです。そのあたりのアーティスト性というか、ルーユンには元々プロデューサー的素養があったようです。

余談
ルーユンのブログの話に戻りますが、彼女のブログには音楽の話はほとんど出てきません。旅行だけでなくたくさん趣味があって、おそらく切り替えができる人なんでしょう。今年の6月の記事 (→許茹芸ブログ記事) でコンサートのリハーサルの話が出てきますが、直接の音楽の話はこれが3回目ぐらいではないかと思います。
ところでルーユンのブログの過去記事にはほとんどコメントが入っておりませんが、6月の初めに前のブログから記事ごと引っ越してきたからです。前のブログの最後に、ルーユンのセルフ写真のどアップ入りで書いてありましたが、記事を1つずつコピペで運んだようです。(私もやりましたが^^;)他の歌手のブログのようにあまりレコード会社の管理下に置かれておらず、個人でコツコツやっているのが伺えます。前のブログはすでにアダルト系のトラックバック群の餌食になっていて可愛そうなのでリンクは張らないでおきます。


許茹芸リンク
許茹芸公式サイト
許茹芸公式ブログ
許茹芸 - Wikipedia (日本語版)
許茹芸 - Wikipedia (中国語版)
種子音樂 許茹芸のページ(リンク切れ)
ValenVoice YouTubeチャンネル
種子音樂公式ブイログ I'm tv
許茹芸後援會 …充実したファンブログ。ここにもリンクがたくさんあります。
許茹芸プロフィール …こういうプロフィールはいつのものか分からないのであまりリンクを張りませんが、これは種子音樂との契約時のものかと思われます。




許茹芸 xǔ rú yún スー・ルーユン

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どこまでも優しく穏やかに柔らかく。

先月ルーユンおねーさんが1年8ヶ月ぶりにアルバムを出してくれました。これはもう、こだわりとも取れるほどの穏やかな歌い方です。1995年の1stから公式アルバムとしては19枚目のアルバムです、たぶん。(←企画物を除くと15枚目でした)


「愛. 旅行. 一公里」2009年07月10日  歌詞iTunesストアweb試聴

LoveJourney1km 01. 一有愛就走吧 →MV
 02. 頂多是偶爾
 03. 親愛的是你把我寵壞 →MV
 04. 一公里 →MV
 05. 慢熱
 06. 和你一起 →MV
 07. 另一半 →MV
 08. 楓糖早餐
 09. 心得
 10. 愛的虛線

なんでしょう、この穏やかな癒しの空間は。この優しい歌い方は2007年のシングル「好聽」で復帰した時からのようですが、前回の「北緯66度」もこの歌い方で、それらは演奏も歌に見合った穏やかな物でした。しかし今回は全体に音がやや厚めになっていて、演奏がぐっと盛り上がってもルーユンはかたくなに穏やかなこの歌い方を続けます。6曲目「和你一起」は1976樂團というロックバンドが演奏するバラードで、演奏もヘビーギターが入ってドラマチックに盛り上がりますが、ルーユンは情熱的ではあるものの穏やかな情熱とでも言うか、やはりどこまでも押さえて押さえて肩の力を抜いて歌っています。これは明らかにルーユンのこだわりとして聞こえます。前回よりも曲のバリエーションが増え、様々なチャレンジをしていますが、その「穏やかな情熱」のようなもので全てくるまれて、このアルバムが一つの作品としてまとまっています。その上いいメンバーを集めたのでしょうか、とにかくアレンジも演奏もきれいです。細かい音までよく練られていて、かなりの思いと時間をかけて大事に作られたことが伺え、とても美しい音で仕上がっています。癒しを求める人にはお勧めのアルバムです。
4曲目「一公里」はあの「好聽」を彷彿とさせると思ったら、同じ吳克群 (ケンジー・ウー) によるものでした。8曲目トロピカルな「楓糖早餐」は張震嶽 (チャン・チェンユエ) の作曲です。ちなみに私が一番好きな曲は9曲目「心得」です。ひねくれものなので後ろのほうの曲が好きになる傾向がありますが、とてもいいメロディです。(バスドラがタイトなバラード好きなんですよね)
今回ルーユンは作詞作曲は全くやっていませんが、クレジットを見ていくと Valen Voice プロダクションなる個人事務所を起ち上げたようで、ルーユンはエグゼクティブプロデューサーの立場にあります。その上「創作概念」という肩書きも貰っていて、これはもうルーユンの考えだけでこのプロジェクトが動いたと考えられます。ルーユンが「ああしたい、こうしたい」と発言した事をスタッフたちがあれこれ考えて音にしているわけです。
アルバム発売前に新曲披露コンサートが行われましたが、そのリハーサル風景の映像を見ていると、アルバム録音時もこんな感じだったんだろうなと想像されます。(→YouTube

音楽成分には何も問題はなく、手放しで褒めたいところですが、少し気になるところがあります。
前回の「北緯66度」では、ルーユンの歌い方に合わせてバックの音もすき間の多い薄いアレンジで、ボーカルは細かな息づかいが分かるほど前面に押し出されて生々しく収録されていました。ところが今回は2曲目までは前と同じ感じなのですが、3曲目から少しずつボーカルの音量が下がって、曲の後半に音が厚くなってくるとどんどんバックの音にルーユンのささやくような歌声が埋もれていく感じのものがあります。最初に聴き終わった時ルーユンの歌声の印象がとても薄い感じがしました。問題があるほど声が小さいわけではありませんが、もう一度1曲目を聴くと、いきなりボーカルの音が大きく聞こえます。ロサンゼルスでミキシングしたというこのミキシングにはかなりばらつきがあります。もっとボーカルを出すべき曲もあると思うのですが、「歌も聴かせたい」「バックの音も聴かせたい」というところでルーユンが迷った結果なのかも知れません。意外にそういう裏方の仕掛けで聴く人の印象が大きく違ってくるものです。全体が今回の2曲目までのようになっていればこのアルバム全体の印象がもう少し違っていたと思います。特に5曲目とラストの曲などが後半ボーカルがバックの音に埋もれそうですし、7曲目はバックコーラスに埋もれそうになります。何度聴いても「もうちょっとボーカル上げてくれ」と思ってしまいます。トータルで見たこのアルバムが素晴らしく良くできている分、少し惜しい気がします。しかしそのあたりむずかしいところで、特にぶ厚い音にこの歌い方というのはルーユンの今後の課題でしょう。


ルーユンの経歴を書こうと思って調べていたら、また長くなりそうなので次回に回します。

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「愛。旅行。一公里」 Love Journey 1km
7月10日 現地発売


Valen_04


全く予約開始日を公表していなかったので、いつ出てくるかと待っていたら今日(29日)あたりから出始めました。国内でも一部予約を開始しています。私は同じ10日に出るファンファンの新譜と一緒に頼むつもりです。
10曲のラブソングが入った1年7ヶ月ぶりのアルバムです。
博客來網路書店 台湾

先行MVが出てました。
「一有愛就走吧」MV - YouTube …相変わらず優しいルーユンおねーさんの歌声です。MVはまたまた黄中平 (ホァン・チュンピン) 監督です。
今回のアルバムには軽いロックも入るとか。

アルバム発売に先立って7月4日にミニコンサートを開くようで、アルバムよりもその広告のほうが目に付きます。台北の The Wall というライブハウスで行うようですが、最近ここで大物歌手もよくやってるようで、ファンファンも来月行います。
ルーユンのブログにそのリハーサル風景の動画がありました。
屬於你我之間的華語金曲之夜... @ 許茹芸ブログ …ルーユン個人のブログです。
The Wall Live House 這牆音樂藝文展演空間

ブログの動画からYouTubeへ行くと、ルーユンのYouTubeチャンネルがありました。
YouTube - ValenVoice さんのチャンネル …できたばかりで今のところブログ用の動画倉庫のようです。

こちらは種子音樂の I'm tv 公式ページ内のリハーサル風景動画。
許茹芸my love journey mini concert …ルーユンが「好聽」を弾き語りでちらっと歌っています。もうちょっと聴かせて!

ちなみに、ルーユンのブログの過去記事をたどっていくと2006年に3回もプライベートで日本へ来ていました。友人がこちらにいるようです。
抓緊美麗的瞬間 @ 許茹芸ブログ …運良く花火大会に出会ってその時の様子をとても細かく楽しそうに書いていますが、どこの花火大会か書いてません。しかし「日本人の並ぶ文化は本当に素晴らしい」と書いていますから、並ぶのが好きなのは東京ですね。



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