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タグ : 「2008年デビュー」の記事

実はまだCDは買っていないのですが、「ちょっと注目」という人もこれからは紹介していこうかと思っています。

18G.E.M. (ジェム)。2008年にデビューした香港の歌手です。名前がたくさんあります。中国語名は鄧紫棋 (広東語読みでタン・チーケイ)。英名をグロリア・タンと言いますが、主にGEMと呼ばれています。“Get Everybody Moving”の略だそうです。私は個人的に香港の倉木麻衣と呼んでおります。
現在18歳。MVを観ている限り、声にパワーがあってなかなかの実力派です。と言うか、末恐ろしいものがあります。
全体にR&B系で、プロデューサーは以前に紹介した台湾の庭竹 (ティンチュー/ジャスミン) をプロデュースしたルポ・グローイングで、レコーディングもロスアンゼルスのスタジオで向こうのミュージシャンでやっていて、音もとても垢抜けた感じです。
デビューアルバム「G.E.M.」は5曲入りEPで、2曲は庭竹が提供した北京語曲を歌っています。
昨年13曲入りフルアルバム「18...」が彼女の18歳を記念するように出されました。その中の「All About U」が素晴らしいです。

YouTube - 《All About U》 MV …このMV、冒頭のお店がとってもアメリカンですが、よく見ると看板に「カレー、コーヒー」とカタカナで書いてあります。ちらっと出てくる景色を見ると明らかに日本で撮っています。中盤に出てくる牧場からすると北海道かな?(ブログを見ると昨年8月に来ていました)

このライブなんかも素晴らしいです。
YouTube - G.E.M. 18 Live 演唱會(4) - Fallin' (自彈自唱) !!!

彼女のYouTubeチャンネルに高画質のMVやライブ映像がたくさんあります。
GEMblog さんのチャンネル



G.E.M.オフィシャルサイト
G.E.M. - Yahoo! BLOG
Gem Tang - Facebook …ログインが必要
HummingbirdレーベルのYouTubeチャンネル


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テーマ : 香港ポップス - ジャンル : 音楽

タグ : G.E.M. 鄧紫棋 香港女性歌手 2008年デビュー

ゲストは、ぱぱぱぱ、PUFFY !?

活動を休止してアメリカへ留学したジョアンナが、来年1月16日に台大体育館で「THE ADULT STORY BOOK コンサート」を行ないます。
1万台湾元 (約28000円) のVIP席 (軽食、コーヒー、デザート付きソファシート) が売り出されましたが、15分で完売したそうです。
バックの演奏には私は知らない人たちですが、一応書いておくと、RogerJoseph Manning Jr.とか、GreenDayというバンドのJasonMrazとか、Jay-Zとか、アメリカから凄いメンバーを引き連れて来るようです。そしてゲストにはまずアメリカからP!NK。そして日本からなぜかPUFFYが!! ジョアンナとPUFFYをどう結びつければいいのでしょう。まるでシリアスな劇画にサザエさんが現われるような感じです。う~ん、これはソニーミュージックの客寄せ企画っぽい感じもしなくはないです。それともジョアンナが好きなのでしょうか。
それでジョアンナは17日から宣伝活動のために台湾へ戻っていて、昨日23日にもあったようで、しばらく滞在しているようです。
ジョアンナは台湾芸能界にいろいろ不満を言って活動休止を宣言しましたが、今の状態がいいんでしょうね。別に台湾にいなくてもコンサートをやると言ったらいっぺんにチケットが売れて、もうレコード会社も何も言わないでしょう。これで自分の好きなアルバムを作ることが出来れば理想的ではないかと思うのですが、どうなの? ジョアンナ。

その後アメリカでのジョアンナは、シンプルな学生生活の中で学友と遊びに行ったり、面白い先生に出会ったり、充実したキャンパスライフを送っているそうです。日本語の授業も受けていて、その先生はアメリカ人の白人で、ジョアンナも少しは日本語が出来るのかその先生の日本語が変で「とても可愛くておかしい!」と言っているそうです。ちゃんと日本語を覚えられるのでしょうか。

ニュースソースはちょっと前の台湾の報道です。
王若琳 『大人故事書』台北演唱會 2010年 1月16日台大體館開唱 …ステージ写真は6月の上海の時のものです。




Joanna Wang - Facebook
ジョアンナのYouTubeチャンネル …ジョアンナが個人的にカメラに向かって弾き語っていたたくさんの動画は日本からはアクセス禁止になりました。
Joanna & 王若琳 公式サイト SonyMusic版
Joanna & 王若琳 公式サイト SonyBMG版



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タグ : 王若琳 ジョアンナ・ワン ジョアンナ・ウォン 台湾女性歌手 2008年デビュー

残念なニュースです。

ジョアンナはアメリカの大学へ留学し、数学系へ進んで、卒業したら更に音楽系の名門校へ行きたいとのことです。そしてもう台湾へは戻らないような発言をしています。
しかし引退をするわけではなく、台湾のソニーBMGは「年内にニューアルバムは出さない」と言っていて、それはいつか出る可能性もあるとも捉えられます。
また、ジョアンナは21日に台湾のライブハウス「THE WALL」で500人のライブを行なったのですが、「来週から新しい(人生の)旅が始まります。でもイベントや公演の話があれば、すぐに戻ってみんなと顔を合わせるつもりよ」と語っています。
ちなみにライブでは80年代の曲(おそらくアメリカの)を中心に24曲が歌われたそうです。

Joanna2_017月の報道で、父親であるプロデューサーの王治平 (ビン・ワン) の話では「ジョアンナは会社にうんざりしていて、今本当に留学したがっている。友達が大学で3年生になったことを羨ましがっている」と語っていて、その時ジョアンナのほうも「アメリカへ留学して、もう台湾には戻らない」と語っていました。
ジョアンナは、デビューした頃から台湾の芸能界そのものにかなり不満があったようで、「レコード会社から音楽スタイルをむりやり変えさせられる」「ルールに縛られる」「どうして人気を得なければいけないの? 歌手として恥ずかしい」などなど、ほかにもたくさんの不満発言をして会社の上層部を怒らせ、北京でのコンサートが取り消されたこともあるそうです。そもそも「台湾の小野リサ」などと呼ばれることもいやだったようです。
ほかにも「今までの2枚のアルバムは不満で、あれは会社が作ったものだ」「私は陳綺貞 (チアー・チェン) のように自由に音楽が創れる環境がほしい」など。
気持ちは分かりますが、チーチェンだって今の立場を築き上げるまでには長い時間がかかったわけで、どの不満も努力して解決すべきものだし、ちょっと若さゆえの発言に聞こえます。
しかし、彼女は音楽そのものがいやになったわけではなく、ライブ、特に少人数のライブが好きだと語っていますし、音楽をやめることはあり得ないと思います。それに留学することになって、今とても幸せな気持ちのようですから、それについては祝福して見送ってあげましょう。
数学系へ進みたいと言っていますが、ジョアンナは財務管理に興味があるそうです。それと日本語も学びたいとも言っています。

中国語音楽界の奇跡とも云われ、あれだけの才能を持ちながらたった2枚アルバムを出しただけで活動休止はちょっと残念です。もしいつか台湾に戻ってきた時はもっと人間的に大人になって、更に歌にも磨きがかかっていることを期待したいです。まあ、彼女にとっては場所は関係なさそうですからアメリカで花を咲かせてもらってもいいですけどね。


先月「Joanna & 王若琳」の2ndバージョンが出ています。

「Joanna & 王若琳 The Adult Storybook」
Joanna2_02 CD+DVD
 2009年7月17日

初回版CD2枚組の20曲の中から15曲がチョイスされ、更に新曲としてカバー曲2曲が追加された17曲が、CD1枚ぎりぎりまで収録されています。
DVDには10曲のMVが入っていて、1stからも「Let's Start From Here」など3曲が収録されています。

また、このCDのみがSACDとして今月14日に出ています。
 → HMV - ジョアンナ・ウォン

こうやってこのジャケ写のジョアンナを見てみると、「もうこんな生活いや!」って言っているようにも見えます。

Joanna Wang - Facebook
ジョアンナのYouTubeチャンネル
Joanna & 王若琳 公式サイト SonyMusic版
Joanna & 王若琳 公式サイト SonyBMG版


※日記……まもなく累計訪問者数30000人突破。(1人24時間内1カウント方式)



王若琳 wáng ruò lín ワン・ルオリン

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タグ : 王若琳 ジョアンナ・ワン ジョアンナ・ウォン 台湾女性歌手 2008年デビュー 芸能ネタ

台湾のニュー・ジェネレーション

「あんにゅい」とか「心地良い気だるさ」という言葉が似合うでしょうか。ジャジーなポップスです。
台湾の音楽サイトで初めてジョアンナの「Let's Start From Here」MVを観たときは軽いパニックを起こしました。「な、なんだこれは…。誰だこれは…、うま過ぎる…」
このジャジーなボーカルセンスはモノマネとかオマージュではない本物です。このブログはあえてC-POPというワクでくくっていろんな人を紹介していますので、そのワクでくくれないこの人を紹介するのをずっとちゅうちょしていました。しかし若干このブログもネタ切れぎみなのでやむなく紹介することにした次第です。
デビューアルバムは昨年日本盤も洋楽扱いで出ています。

Joanna1_00王若琳 (ワン・ルオリン)。英名ジョアンナ・ワン。
彼女の父親は台湾で有名な音楽プロデューサーの王治平 (ビン・ワン) で、S.H.Eや徐熙媛 (バービー・スー) などのアイドル系の歌手をプロデュースしてきた人のようです。そしてジョアンナはロスアンゼルスの中心部に近いサンガブリエルというところで生まれたようで、いつ台湾に戻ったのか詳しい経歴は見当たりませんが、「道理で」という感じで、歌を聴く限り彼女は向こうの音の中で育ったとしか思えません。
すでに2枚のアルバムを出していますが、いずれも父親である王治平がアルバム全体のプロデュース及び演奏や編曲にも参加しており、親子でアルバムを作っているようにも見受けられます。
演奏者やレコーディングエンジニアに欧米人の名前が多く見られますので、おそらくロスでのつながりなのかと思われますし、ミキシングも何曲かはロスで行われていて、全体の音は完璧に向こうの音になっています。
また、ジャズボーカルにおいては、男でも女でも「色気」というのが重要なファクターの1つなのですが、昨年のデビューアルバム時、ジョアンナは19歳です。これも信じられない部分です。「なんだその落ち着いた色気は!!」
「色気」と言うといやらしく聞こえるかも知れませんが、「味気」とでも言ったほうがいいでしょうか、見た目も大人ですし、どう聴いても19歳とは思えない年齢的テイストを持っています。
これはアメリカへ逆輸出しても充分通用すると私は思います。

※追記 : ジョアンナのプロフィールを見ると「台北出身」と書かれてありました。しかし彼女のプライベートなページを見ると「出身地 : San Gabriel」となっています。どちらが正しいのかわかりません。


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●アルバムまとめてレビュー
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Joanna1_01「Start From Here」2008年1月
 台湾盤は2CD。日本盤はDisk1のみ。

 →日本盤試聴ページ(着うたあり)
 →iTunesストア試聴 (台湾2CD)

「アメリカのノラ・ジョーンズ、日本の小野リサ、そして台湾の王若琳」という謳い文句でセンセーショナルにデビューしたアルバムです。台湾のニュー・ジェネレーションとも云われています。小野リサは少しテイストが違いますが、ノラ・ジョーンズは雰囲気はよく似ています。しかし誰かに例えられるのは彼女にとっては不本意でしょうから忘れてあげてください。
Disk1の12曲は英語曲のみで、ジョアンナの作曲も5曲含まれます (1曲は作詞も)。特筆としては陶 (デビッド・タオ) の名曲「愛, 很簡單」('97) のカバー「I Love You」が入っているのですが、これがまた素晴らしいです。オリジナルは中文詞ですが、今回は陶自身が書いた英文詞で歌っています。
「True」は誰の歌だったか昔ラジオでよく聴きましたし、ビリー・ジョエルの「New York State Of Mind」などのカバー曲もどれもジョアンナの歌になっています。
台湾盤Disk2にはDisk1の中の5曲が中国語バージョンで入っています。中国語で歌っていてもジャジーな雰囲気に何も違和感がないのにも驚きます。あっけにとられたアルバムです。

YouTube
 ・「Let's start from here」MV
 ・「Bada Bada」MV
 ・「I Love You」MV

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Joanna1_02「Joanna & 王若琳」2CD
 2009年1月
 (日本盤は出ていません)

  →2CD90秒試聴

1stでは淡々とその実力を見せつけてくれた感じでしたが、今回は様々な感情表現が入ってきて更に磨きがかかっています。逆にそれが彼女の若さを露呈してしまっている部分はありますが、それは歳を食ったオヤジの些細なケチですので気にしないでください。裏声を使った表現など可愛らしく聴こえてきます。
前回以上に様々なジャンルに挑戦していますが、ジョアンナはどんなジャンルでも古いスタイルが好きなようで、デキシーランド風なジャズも出てきますし、「Maybe Some Other Time」などは60年代ポップス風のアレンジです。いずれにしても彼女が歌うとなんでもジャズっぽく聴こえます。
「Times of Your Life」はジョアンナらしくないバラードですが、とてもいい曲で、CMソングとして歌われたようです。
個人的には8曲目の「Aubrey (オーブレー)」という曲は思考が停止するぐらい懐かしい曲で、1972年にアメリカのブレッドというバンドが大ヒットさせた曲です。ただ、ジョアンナが生まれるずっと前の曲なので彼女には古いラジオから聞こえるイメージだったのでしょう。わざとロウファイな音で仕上げられていたのは私には残念でした。
ラストに「玫瑰玫瑰我愛你」という戦前の上海で流行った曲が入っています。これは華人なら誰でも知っている曲のようですが、ジョアンナが歌うと本当に「上海バンスキング」の時代を感じさせて面白いです。

YouTube
 ・「Vincent」MV
 ・「Maybe Some Other Time」MV
 ・「玫瑰玫瑰我愛你」MV

2CD
Joanna1_03ところでこの2CDというのは2枚とも全く違うコンセプトでできています。
DISC1が今回の新譜としてのメインで、DISC2は「NEW TOKYO TERROR」というバンド名義で、「THE ADULT STORY BOOK」と言うタイトルが付いています。これはこれだけ単独で出してもいいほど個性的で完成度の高いアルバムになっています。組曲で猫を擬人化した主人公の物語が歌われているのですが、子供向けではなく歌詞カードの挿し絵を見ると、酒、タバコ、ギャンブルが出てきて、雰囲気としてはアメリカの禁酒法時代とか1920年代~30年代のノリを感じます。詞曲ともに全曲ジョアンナが書いていて、プロデュースも親子でやっています。やはり古いジャズのスタイルがたくさん入っており、歌もミュージカルのように芝居が入った歌い方をしていて、とても楽しんで歌っているようです。これはジョアンナがずっとやってみたかったことのように見えます。2ndアルバムで叶ってしまったと言うことでしょうか。

 ・「Nobody's A Nun」MV

預購版のオマケ
預購版には更にCDとDVDの2枚のディスクが付いてきました。包みを開けたとき4枚もディスクが出てきて「どれがメインのディスクだ?」と戸惑いました。
CDは4曲入りで、1曲目にはこちらにも前記のCMソング「Times of Your Life」が入っていて、あとの3曲はどれもカバー曲だと思うのですが、その内「We've Only Just Begun」はカーペンターズの名曲、邦題「愛のプレリュード」です。アレンジはオリジナルよりも更にゆったりした感じですが、バックコーラス (ジョアンナの多重コーラス) はオリジナルを踏襲していて、この曲のツボをはずしていません。
DVDにはCMソングのMVが入っていました。MVにしてはお金がかかり過ぎているのと、映像がCMっぽいので、どうやらCMとのタイアップのオマケだったようです。

 ・「Times of Your Life」MV

Joanna1_04

包みからワラワラとディスクが出てくると、なんだかプレゼントを貰ったみたいで嬉しいです。

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すでに現在まで、シンガポール、大陸、香港で、新人賞や作曲関係の賞をたくさん獲っています。今年7月の台湾金曲奨では彼女のデビューアルバムは新人賞の対象になります。ほぼ間違いなく獲ると思います。問題はその次の年で、もしジョアンナに最優秀女性歌手賞を与えてしまったら、毎年彼女に賞を与えなくてはならなくなるかも知れません。


※彼女の名前が日本のレコード会社では「ジョアンナ・ウォン」となっていますが、「王=wang」は台湾 (北京語) ではカタカナの「ワン」の発音そのままです。「ウォン」は香港などの広東語の発音ですね。香港の俳優や歌手の表記を参考にしたのでしょうか。普通のCDショップでは当然「ウォン」になっていますが、中華系専門のCDショップではほとんど「ワン」で統一されています。検索で困りますね。


ジョアンナ自身のYouTubeチャンネル …たくさん自分の動画をアップしていて、カメラに向かって弾き語りをしたりしゃべったりしています。




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タグ : 王若琳 ジョアンナ・ワン ジョアンナ・ウォン YouTubeチャンネル 台湾女性歌手 2008年デビュー CDレビュー

可愛い2人ですがパワフルです。

今年8月に台湾でデビューしたユニットです。
男の子のほうが﨟銘偉 (ライ・ミンウェイ) 、通称ユーミン。女の子が黃美珍 (ホァン・メイジェン) 、通称ジェーン。通称の頭文字をとってY2Jなのでしょうが、間の「2」はわかりません。
2人とも台湾原住民族で、ユーミンがタイヤル族。ジェーンはプユマ族で、アーメイ (張惠妹) と同じ村の出身だそうです。
タイヤル族の言葉で「ユーミン」は「神木」を意味し、そしてジェーンが小瞳 (トンちゃん) という愛称で呼ばれていたことからユニットの中国語名が「神木與瞳 (シェンムウユートン)」となったそうです。
台湾原住民たちはみんな歌がうまいと言われているそうですが、この2人の豊かな声量もそこから来たのでしょうか。とても聴いていて心地いいものがあります。
2人は台湾の人気オーディション番組「超級星光大道」に別々に登場して人気を得ました。そしてレコード会社の企画でユニットとしてデビューしたのです。そのデビューアルバムは骨太でパワフルな仕上がりになっています。

「為你而活」CD+DVD 2008年8月 →歌詞  →iTunesストアweb試聴

Y2J_0101. 為你而活
02. 武裝的薔薇
03. 愛在末日前
04. 理由
05. 愛鍊
06. Be Your Love
07. 草戒指
08. 終結
09. 美麗
10. 不放
11. 法仔鼓
12. Se-Ma-Se-Nay Ku
13. 理由/愛鍊

ヘビーでドラマチックなロックが中心です。とは言ってもC-POPの王道はバラードですから、このアルバムもゆったりとしたというか、ズシリと重いリズムの曲が多く、そこにヘビーギターとパワフルな男女のハーモニーが乗ってきます。私はこの音は全然きらいではありません。前回紹介した衛蘭の新譜とともに今ヘビロテ状態です。
1曲目表題曲の「為你而活」は、ほかに表現が見つからないのですが、1969年のキングクリムゾンの名曲「エピタフ」を連想させす。パクリではありませんがオマージュを感じさせ共感しました。素晴らしくドラマチックでかっこいい曲です。
2曲目の「武裝的薔薇」も、昔バンドをやってた頃を思い出して血が騒ぎます。
かと思えば7曲目「草戒指」は普通の(ロックではない)歌い上げバラードで、美しい曲です。染みてきます。2人の歌唱力が生かされています。それからジェーンの歌声はディンダン (丁噹) にちょっと似ています。
9曲目、アップテンポの「美麗」はバリバリのヘビメタで、ここからヘビメタ系に入っていきます。
11曲目「法仔鼓」はユーミンのソロで、彼の一族の民謡をアレンジしたものかと思われます。
12曲目ジェーンのソロ「Se-Ma-Se-Nay Ku」のほうはプユマ族の言語のようで、不思議な響きを持った歌詞です。歌詞というより叫びのような感じで、歌詞カードに歌詞がありませんでした。これはプユマ族に伝わる民謡かも知れません。
実質この12曲目がラストの曲で、トラック13は4,5を編集でつないだ短いダイジェストです。最近の台湾のCDにはこういうのがよく入っていて、店頭プロモーション用かと思われます。
このアルバムにはいろんなヘビーロック系の曲が入っていますが、とにかく「これでもか!」とバリエーションが出て来てあきさせない上、どの曲もよくできています。確かに欧米のヘビーロックに比べるとややパワー不足かも知れませんが、それは日本の多くのものも同じです。しかし昔バンドをやっていた私には大いに共感できるところがありますし、あのころブリティッシュロックばかり聴いていた私には、このアルバムはなかなかのツボです。

DVD
オマケのDVDには上にリンクを張った3曲のMVと、ライブハウスのような小さなステージのライブ映像3曲が入ってました。そのライブ映像には感極まって涙を流しながらもしっかり歌うジェーンと、その涙をぬぐうユーミン。目立ったステージパフォーマンスなど全くないのですが、一途に歌う2人が写っています。
これからどうなっていくのか、まだまだ未知数の2人ですが実力は充分感じます。
ちなみにそのバックでドラムを叩いていた人は、陳綺貞 (チアー・チェン) のバックでいつも叩いている人でした。
それから「武裝的薔薇」MVの監督とジャケ写は黄中平 (ホァン・チュンピン) です。このジャケ写、F.I.R.「飛行部落」のジャケ写とポーズが似ています。

ソロ曲について
ちょっと芸能ネタ的な話です。
このアルバムでユーミンがソロで3曲、ジェーンが2曲歌っています。
それぞれ1人でコンテスト番組に出たということは、やはりソロデビューを夢見ていたのでしょう。しかしレコード会社的にはちょっとソロではキャラが弱いと考えてユニットにしたのだと思います。そして人気が出たらソロデビューという目論見というか、彼ら2人にもそれを約束しているのではないかと推測されます。とりあえずのユニットというところでしょう。
確かに仲のいい男女ユニットは「あんなカップルになりたい」というあこがれでファンになる人が多く出てきます。3人組ユニットのF.I.R.は、フェイと阿沁がファン公認のカップルになってしまいました。しかしもし破局するようなことがあればユニットは解散の危機になる可能性があります。
Y2Jの2人は、すでにそこそこの人気は出ているようで、仲良くなればそれはそれでファンが増えてレコード会社は歓迎で、それが破局すればソロデビューさせればいいということでしょう。プライベートな男女の関係も商売に結びつけるのは、どこの国の芸能界も同じだと思います。あくまでも推測ですが、なんとなくそんな流れのような気がします。
いずれにしても今の2人を見ていると、まだ運命共同体のように見えます。
私としてはこの2人はずっと仲良くこのユニットを続けていってほしいと思っています。企画で作り出されたユニットとは言え、2人の声の絡みは素晴らしいですから。



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