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崇拜2nd「崇拜」2ndバージョン CD+DVD
  2007年12月25日 試聴ページ

どちらかと言うと前々回からの続きになりますが、今日は表題曲「崇拜」MVにまつわる芸能ネタが中心です。


Fishの休暇

昨年の10月のはじめ、「崇拜」MVの撮影隊がFishとともに北海道へ向かう前、Fishは東京へ立ち寄って、友人と自由が丘、六本木、中目黒、代官山、渋谷、新宿などをうろうろしたそうです。会社から休暇をもらったわけですね。
「崇拜」公式ブログより ---新宿ではシンガポールと香港から来た旅行客に見つかったそうです。
日本へ向かうときの記事 ---写真を見ると、ちゃんと「東京」のガイドブックを持っています。
代官山のカフェ ---上の公式ブログの写真によるとFishが立ち寄ったのはこのお店のようです。

Fishの東京滞在中、ロックバンド五月天 (メイデイ) のコンサートが東京で行われ、その楽屋へも行ったそうです。Fishは五月天のメンバーとは仲良しなのですが、その中にはFishのモト彼の瑪莎 (マーサ) がいるのです。そのあたりどういう感覚なのでしょう。その失恋が元になってできたのが「崇拜」なのですから。


Fishの東京冒険旅行

そのFishの東京行きには前日談があって、その4ヶ月前の昨年の6月にもFishはたった1人で東京へ来ているのです。その間、6月16日に1人で誕生日を迎えました。台湾の記事によると失恋の傷心旅行と言うことだそうですが、日本語がわからないFishにとってはなかなかの冒険旅行だったようです。その旅の目的の一つが、なんと「木村拓哉に偶然出会うこと」だったそうで、ガイドブックかなんかで調べたのでしょうか、中目黒にあるキムタクがよく来るとか言うレストランで、半日けなげに待っていたそうです。ちゃんとその店でセルフ写真まで撮っています。以前からキムタクのファンだったようですが、失恋が余計にそちらへ走らせたのでしょうか。これはなかなかのエネルギーです。結局キムタクは現れませんでしたが、同じ場所で食事ができて嬉しかったそうです。女性もいくつになっても「女の子」の部分を持っているものなんですね。東京に住んでいる私としては、そのレストランでのFishの様子、見てみたかったです…。
しかし、キムタクが本当に現れたらどうするつもりだったんでしょうね。できることなら一度会わせてあげたいです。
そのあとFishは、自由が丘など上記と同じ場所を1人で歩き回ったそうで、誰も自分のことを知らない場所で、のびのび4泊5日の旅を楽しんだということです。中目黒に家を買いたいとも思ったそうです。(ぜひ住んでください)

アルバム「崇拜」の4曲目「會呼吸的痛 (息をするのも苦しくて)」の冒頭の歌詞は、その6月の体験談のようにも見えます。

  東京タワーから見た初めての眺め
  街の灯が星降るように見えた
  遂にここへ来たけど 更に悲しくなった
  私たちが夢見たことを 一人で成し遂げたのだから

切ないですね…。泣き虫のFishは一人東京タワーで泣いていたのでしょうか。


Fishは以前にもプライベートで北海道へ行ったことがあって、東京も北海道も大好きなようです。Fishの2001年のアルバム「閃亮的星」の中に「最想環遊的世界 (一番行ってみたい世界)」という可愛らしい曲があるのですが、そのMVでは、カメラは地図の中の台湾から日本へ移動してきます。そういう映像はその歌手の思いを聞いて撮りますからね。
おそらく「崇拜」MVのロケ場所の北海道はFishのリクエストだったのではないかと思います。そのついでに再び東京へも寄らせてもらったのでしょう。
ちなみに北海道での撮影中もFishはキムタクに思いを馳せていたそうです。失恋の痛みを癒してくれるのはやはりキムタクだったのでしょうか。

さて、昨年12月の上海でのコンサートの時には、企業家との恋の噂が上がりました。その後どうなったのかな。なんとなくガセっぽかったですが。
最後まで芸能ネタでまとめました。

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崇拜2nd「崇拜」2ndバージョン CD+DVD
  2007年12月25日 試聴ページ

今日は前回書いた周格泰 (チョウ・グータイ) 監督以外のMVについて書いてみます。


Ces't-La-Vie■「C'est la vie」MVは色がとてもきれいです。編集で色を強調しているようです。Fishの相手役はいつもイケメンですが、この中でFishはまたまたキスシーンをやらされてます。これで5回目です。(そのうち2回は寸止め)
監督は馬宜中 (マ・イーチュン) という人で、本業は映画監督のようですが、台湾のMVではよく名前を見ます。
「C'est la vie」=「それが人生」。この曲も私は大好きです。Fishのロングトーンが泣かせます。

101■「101」MVは、台北の世界一高い101ビルが最後に出てきますが、そのビルにまつわる歌ではなく、「たとえ100回失敗しても101回目には…」という前向きな内容の歌詞です。それに引っかけて101ビルが出てきたのか、最初からの企画で101ビルに引っかけてこの歌詞ができたのかはわかりませんが。なんとなくフランスを思わせるアレンジで、上記の「C'est la vie」もあって、このアルバムにフランスっぽい味わいが出ています。ただFishの失恋にも彩られたこのアルバムにしては妙に明るい曲だと思ったら、このMVを見ると、台湾の大手清涼飲料メーカー「le tea」とのタイアップだったようです。向こうのタイアップ曲のMVには露骨に商品が出てきます。CMでもこの映像が使われているのでしょうか。
その「le tea」という会社は、台湾の音楽業界に大きく投資しているようで、毎年大きな音楽イベントを開催していて、台湾音楽業界にかなり貢献しているようです。この会社とのタイアップ曲としては、Fishの前のアルバムの表題曲「親親 (MVへ)」や、張韶涵 (アンジェラ・チャン) の「C大調 (MVへ)」もそうで、MVを見ればタイアップしていることがすぐわかります。ちなみに「親親 (キス)」MVではFishが女子高生の役をやっているのがいろんな意味でなかなかのもので (見る人の判断にまかせますが)、これで寸止めキスもやってます。私はこのMV、かなり好きですが。

MV-3■「給未來的自己」MVの監督は黄中平 (ホァン・チュンピン)。台湾のMVでこれほど名前を見る人はいません。寒色系の寒~い色調の画面がが多く、いつもモノクロっぽい画面です。この監督はかなりの売れっ子のようで、低予算のMVを中心にとにかく数をこなしていて、いろんな歌手のMVを撮っています。その多くはその歌手の魅力のツボは押さえているのですが、低予算なりの撮り方というか、手持ちカメラの映像が多かったり、見ていて早撮りをしているのがわかります。この人のことも書き出すと長くなるのでまた今度詳しく書いてみたいと思いますが、その黄監督が、この「給未來的自己」MVでは、やたらていねいに撮っているのです。撮影用のレールまで引いて移動撮影と言う時間のかかる撮影をやたらやっています。手持ちカメラは1カットもありません。これはこの監督のほかのMVでは少ないことです。どうしたの? 黄監督。やはりFishのMVとなると気合いが入るのでしょうか。

MV-4■「原來你也唱過我的歌」MVは、台湾によくある簡易MVというやつで、コンサート映像を編集してそれにスタジオ録音の音を当てたもので、これは前後に昨年の香港でのコンサートのメイキングも含まれています。これはこのアルバムの2種類の預購版の1つに入っていたものがそのまま入っていました。なぜか音がモノラルなのですが、台湾のMVにはよくあって、ねらいではなく単なる仕上げ上のミスと思われるフシが多くあります。まあ、これはオマケのようなMVです。
しかし、台湾明星もそろそろあの濃い舞台メイクはやめてほしいな。必ず映像でアップになってしまいますから、もう少し薄くしてほしいな。

オマケのMV以外は、ほかの歌手から見てもさすがに平均的にかなり製作費がかかっています。一番お金がかかっているのは、前回書いた表題曲「崇拜」と「會呼吸的痛」の北海道ロケです。けっこう多くのスタッフで1週間もロケに行っていたのですから、日本の低予算のVシネ並みの規模です。その2本はきれいな紅葉など、台湾では絶対撮れない映像に仕上がっているので、その価値はあったのでしょう。しかしどんなMVを見ても、たいていは1日か2日で深夜までかけて撮っていますから、あれはちょっと特別なものだったと思います。

ところでこのDVDに入っていない「一秒的天堂」のMVがネット上に出回っています。昨年12月8日の上海コンサートのファンクリップを見ると、ステージの大スクリーンにすでにこれが映し出されていました。この2ndバージョンのDVDに間に合わなかったのでしょうか。逆に、そんなに発売を急ぐ理由があったのでしょうか。この曲も好きなので残念です。
このMVは、全編Fishのアップだけで通したもので、予算がないときはファンにとってはこういうMVの作り方がうれしいものです。ヘタな演出で作られるより、その歌手が歌っている姿をただひたすら見せてくれるのがファンには一番です。これが収録されなかったのは本当に残念です。

FishのMVは、入手不可能なもの数本はネットからDLしましたが、それも含めて今までにVCDやDVDで90本以上入手しました。この数は自分でも驚きますが、ほとんどコレクター感覚で集めてしまいました。これだけ作られてきたということにも驚きますが。面白いものがとにかくたくさんありますので、いずれいくつか紹介したいと思います。

このアルバム「崇拜」のMVについては、すいません、まだ書くことがあります。次回は芸能ネタになると思います。


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MVの巨匠、周格泰 (チョウ・グータイ) 監督の作品

「崇拜」2ndバージョンは、通常版が発売されて46日目にリリースされています。人気歌手の場合はこんなペースなのでしょうか。預購版がやっと届いて10日ほどしたら2ndの噂が聞こえてくるという感じです。

崇拜2nd「崇拜」2ndバージョン CD+DVD
 2007年12月25日 試聴ページ

 CD … 通常版と同じ内容

 DVD
   1. 崇拜 MV
   2. C’est la vie MV
   3. 101 MV
   4. 會呼吸的痛 MV
   5. 給未來的自己 MV
   6. 原來你也唱過我的歌 MV

さて、このDVDに入っていたMV(注)についてですが、特にトラック1,4について書いてみます。前にも表題曲「崇拜」のMVについて少し書きましたが、この1と4のMVを撮ったのは、周格泰 (チョウ・グータイ) 監督という台湾のMVの巨匠で、崇拝01この2本は昨年の10月に北海道で1週間のロケをしたそうです。「崇拜」の舞台になっているのは「水の教会」と言って、富良野の近くのトマムというところにあり、世界的建築家の安藤忠雄が設計しています。台湾の記事によると「全日本の女の子たちあこがれの結婚の地」ということだそうです。

周格泰という監督は、ほとんどがドラマ優先のMVばかり撮る人で、たまに自己の世界に入り込んだわけのわからないものも撮ります。MVでありながら歌をちゃんと聞かせてくれないというすごい監督です。
ところが今回、私が今までに周監督作品を40本あまり見つけた中では、こんなまともなMVは初めて見ました。「崇拜」の方はやや自己の世界に入りかけてはいますが、何よりもFishの歌をちゃんと聞かせてくれています。
2本のMVのために北海道で1週間というのは、日本でも大作です。ある記事によると、周監督はレコード会社側 (ロックレコード) と喧嘩をしながら日数を延ばして撮影したということです。おそらく会社側からは「巨匠と言っても今回だけはFishの歌をちゃんと聞かせろ」という命令が出ていたのではないかと思われます。それとも、周監督はFishの歌に惚れたのでしょうか。

■「崇拜」MVは、DVDで見ると、もみじの色がとても鮮やかできれいです。それとネット上の映像では気づかなかったものが見えてきました。Fishが壁に向かって歌っているとき、涙をぼろぼろ流しながら歌っています。老人も泣いています。女の子も大粒の涙を浮かべます。いつもながら、周監督の思いがたっぷり入った映像です。その分、いつも尺は長くなりますが。
私はこの「崇拜」を聴くと条件反射で目がうるうるするようになってしまいました。

崇拝05 崇拝02

崇拝03 崇拝04
 
■「會呼吸的痛」MVのほうは、これこそ周監督とは思えない作品です。「崇拜」のMVを撮るために「水の教会」へ向かう道中を記録したような内容で、「崇拜」MVのついでに撮られたと思われるMVですが、これがけっこうよくできています。夕張の町のさりげない風景や、電車の中、Fishがスーパーで買物をするシーンや、みんなで食事をしているシーン、それにたくさんのスナップ写真などが詰め込まれていて、會呼吸的痛これはもう、旅の想い出アルバムのような映像になっています。歌ともぴったり雰囲気が合っていて、私はかなりこのMVが好きです。しかし「あれ? どうしたの周監督」と言いたくなりましたが。監督にとってもこの撮影旅行がとても楽しかったのかも知れません。
それからビデオではなく映画フィルムで撮影することへのこだわりが見えます。


周監督らしくないと何度も書きましたが、どう「らしくない」のか過去のFishの作品から、この監督が持つ2つのパターンを紹介しておきます。

為我好「為我好」MV(2003年)
もはやこれはMVとは言いません。このタイトル「私にとって良いこと」にこじつけたショートドラマです。11分近くあり、歌が2回出てきます。けっこうドラマに引き込まれてしまいますが、歌を聴くのを忘れてしまいます。このMVにはバージョン1が存在し、Fishが歌っているシーンが全くありませんでした。おそらく会社から怒られたのでしょう。歌っているシーンを追加して編集し直しています。出ている教師役の加賀美智久という人は日本でモデルをやっていた人で、台湾のアイドルグループS.H.E.が北海道で撮ったMV「他還是不懂」など、他の台湾のMVにも出ています。この「為我好」でのセリフは吹き替えられたそうです。

燕尾蝶「燕尾蝶」MV(2004年)
完全に監督の自己の世界に入ってしまった作品です。曲の上に「しっ、しっ」とか、人の息遣いなどが入っていますが、元の曲には入っていません。何が言いたいのかさっぱりわかりませんがエネルギーだけは感じます。珍しく尺は短めで、5分ちょっとです。


私は周格泰監督の作品が好きで、iTunesでMVのプレイリストを作っているぐらいです。

また長くなってしまいました。今回のMVにまつわるFishのことや、別の監督作品も少し書こうと思ったのですが、次回に回します。

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