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たまには私のC-POPライフなどを紹介してみます。

最近、いろんな方法でパソコンとテレビをつなぐことが出来るようになってきました。私は今年の初め頃からAppleTVを買って楽しんでいます。iPhoneやMacなどのApple社の製品です。

AppleTV
AppleTV-01わずか8,800円のこの小さな箱で、私のC-POPライフが格段に豊かなものになりました。
テレビでYouTubeを観たり映画をレンタルしたりは、最近のテレビ自体にもその機能は付いていますが、このAppleTVの特徴はそれ以外に、ホームネットワークを通じて、パソコンの中のiTunesの再生リストをテレビで観ることが出来るところです。
 ● Apple Store - AppleTV

C-POPのCDを買うと、よくボーナスDVDが付いてきますので、私は以前からその中のMVはすぐにmp4に変換してiTunesに入れて、いつでも観られるようにしてあります。いちいちディスクを出してくるというのはめんどくさいですから。それで現在うちのiTunesの中の「ミュージックビデオ」に設定したムービーファイルは700本を超えております。そして、iTunesの中には「C-POP MVベスト」という再生リストを作って、その中に私の好きなMVが現在172本入っております。
AppleTV-02
しかし今までそれはうちのMacのモニターでしか観られませんでした。

かつての第一世代AppleTVは、2万円以上して、中にハードディスクが入っていて、そこにいちいちコピーしないと観られませんでしたが、今のものはハードディスクは入っておらず、パソコンのハードディスクへ直接読み込みに行ってiTunesの再生リストをテレビで表示してくれます。
AppleTV-03AppleTVの操作は基本的にiPhoneと同じで、再生リストの中身をシャッフル(ランダム)で再生することが出来ます。
「C-POP MVベスト」をシャッフルで再生すると、これはもう私の好きなミュージックビデオだけを流すテレビ局のような状態になります。うちのテレビにはいつも私の好きなC-POPのMVがランダムに流れることになりました。次に何が出て来るか分からないところがミソです。
AppleTV-04
AppleTV-05AppleTV-06AppleTV-07
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この「ベスト」の中には、曲が好きでもMVが嫌いなものは入れていません。逆に曲はイマイチでもMVが面白いものは入れてあります。こういうものは別にずっと観ている必要はなく、音楽として流れているわけですから、こうやってブログを書きながらとか何かをしながらちらっと画面を見ると、その歌手が歌っているのが見えると言うのはとてもいいもんです。BGMと同時にBGVになるわけです。

mp4(H264)ならどんなアスペクト比(縦横比)でも、どんなフレームレート(コマ数)でも再生できます。(最大1920×1080/秒30フレーム)
例えば、今までのC-POPのMVは従来型の4 : 3の画面によく上下に黒身が付いていますよね。私はその余分な黒身を適当に切ってmp4に変換しています。その方が今の16 : 9のテレビに映したときに大きく映るからです。

最近のテレビ
DVDというのは90年代前半に作られた古い規格で、今のフルハイビジョンと比べると6分の1ほどの画素数しかありません。当初、DVDやパソコンの中の小さなムービーファイルを今のテレビで見た所で、ぼけぼけになると思っていました。(初期のハイビジョンテレビではぼけぼけになります)
ところが、2009年あたりからテレビのアップコンバート(拡大表示)の機能が高級機から順にどんどん進歩して、DVDもYouTubeの小さな画面も、それなりに充分視聴に堪えられる画質でテレビで表示できるようになってきました。新しいものは安いものでもきれいに観られます。
逆にそれがブルーレイレコーダーの普及を遅らせている原因かも知れませんが、テレビが古くても新しいブルーレイレコーダーを買えば、レコーダー自体にもアップコンバート機能が付いていますので、昔のDVDもきれいに再生してくれます。

AppleTV-20VCD(注)から取り込んだ映像もそれなりに観られます。VCDはDVDの更に4分の1の画素しかありませんが、パソコン上で見た感じをそのまま拡大して表示してくれる感じです。

YouTube
YouTubeでは720P以上のHD(ハイビジョン)動画が増えています。これをテレビで観ると地デジ並にきれいに見えます。台湾も来月でアナログ放送が終了だそうで、最近は各レコード会社もMVをHDでアップしています。これはありがたいことです。
しかしAppleTVでYouTubeを観るのはあまりお勧めできません。「おすすめ動画」や「トップレート」など、アメリカのものしか出て来ませんし、検索が日本語に対応していないからです。今後のアップデートを待ちたいところですが、日本語変換機能を入れるとなると容量がでかいですからむずかしいかもしれません。
YouTubeにアカウントを持っていればAppleTVからログインして、自分の再生リストを観ることが出来ますので、そうやって好きなものを観るしかないでしょう。
AppleTVではYouTube以外の動画サイトもいろいろ観られますが、全てアメリカのものです。
Podcastは日本のものを多く見聞きできます。

AppleTV-21
しかしこれ、YouTubeのHD動画です。むちゃくちゃクリアです。
 ● 梁文音 我們都別哭 MV - YouTube


AppleTV-22

私がYouTubeにアップした、Angelaの上海公演のときの映像再生リストです。720Pで上げてあります。これもきれいに観られます。(私の場合はわざわざYouTubeで見なくても、元ファイルがiTunesに入っているんですけどね)
 ● 2010 張韶涵 潘朵拉星球演唱會 上海站 - YouTubeプレイリスト

※ちなみに「ハイビジョン」という言葉は海外で言っても通じません。HD(High Definition/高精細)と言います。日本の映像業界でも裏方ではHDと言ってます。DVDなど従来型のビデオはSD(Standard Definition)と言います。

映画の予告編
AppleTV-23iTunesストアにアカウントを持っていればオンラインで映画をレンタルできるわけですが、アカウントを持っていなくても予告編は見放題です。日本のものも観られますが、アメリカの最新の物はブルーレイ並みの高画質で観られます。

オーディオ・写真
AppleTV-24AppleTVはオーディオも再生してくれます。iTunesに取り込んだCDを再生すると、各ファイルにジャケ写の画像を貼り込んであればそれをテレビで表示しなが再生してくれます。AVアンプにつながっていればサラウンドで音楽を聴けます。もうCDプレーヤーというものは必要なくなりました。
それに、Macの場合だとiPhotoに入れたアルバム写真をiTunesを介してテレビで観ることが出来ますので、オーディオを再生しながらスライドショーも出来ます。Windowsではどういう形になるのかちょっと分かりませんが、同じようなことは出来るはずです。

エアプレイ
ホームネットワークがWiFiになっていれば、iPhoneやiPad、iPod touchに入っている動画をエアプレイという機能を使って、AppleTVを介してテレビで観ることも出来ます。
この夏に出るMacの次期OSでは、そのエアプレイが導入されて、MacのデスクトップもAppleTVを通してテレビに表示できるようになるとのことです。これは最近のHDMI端子付きのWindowsPCでも出来るようですが、MacはOSのアップグレードだけで出来るようになります。最近Apple社はiPhoneに力を注いでいて、MacにはiPhoneの機能が遅れて入るという現象が起きています。

リモコン
AppleTV-25アルミ製でAppleらしいシンプルなリモコンです。この小さなリモコンでほとんどの操作は事足りますが、手持ちのブルーレイレコーダーやDVDプレーヤーなどのリモコンにコントロールを割り当てて、早送り、早戻し、30秒スキップなど、いろいろできるようにもなります。
またMacの場合は、このリモコンをMacに向けると、AppleTVのメニュー画面がMacのモニターに現われて、そこで操作することも出来ます。元々MacOSの中にこの機能が組み込まれているようです。
ほかに、リモコンを使わなくても、iTunes側で操作してテレビに映すことも出来ます。

AppleTV-26iPhone、iPad、iPod touchを持っていて「Remote」という無料アプリをダウンロードすれば、それらがリモコンにもなります。
 ● App Store - Remote

アップデート
AppleTV-27ときどきAppleTVがアップデートを確認して「アップデートしますか?」と聞いてきます。アップデートすると新しい機能が追加されたりトップページのデザインが変わったりします。
以前は1080のフルHDサイズには対応していなかったのですが、3月頃だったかにアップデートが出て再生できるようになりました。
なんと、これを書いている最中に新しいアップデートが見つかりました。「今すぐアップデート」を選択すると勝手にアップデートしてくれます。今回は映画の予告編がフルHD化したことと、接続の信頼性が改善されたとのことです。

AppleTVの但し書き
基本的にパソコンが起ち上がっていて、その中でiTunesが起ち上がっていないと当然iTunesの中身を再生することは出来ません。また、パソコンがスリープした状態ではAppleTVからパソコンにアクセスすることは出来ません。私はMacのモニターだけスリープするように設定してあります。
ホームネットワークがWiFiの場合は、AppleTVのコミュニティの会話を読んでいると、よくアクセスが途切れることがあるようです。しかしうちはWiFiもAppleのものを使っているせいかあまりそれはありません。たまにありますが、AppleTVの電源を引っこ抜いて再起動させると直ります。ホームネットワークがApple以外の場合は有線LANでつないだほうが無難かも知れませんが、これもアップデートごとに改善はされていると思います。
また、専門的な話ですが、インターレースのビデオには対応しておりません。そのまますだれ状の線が出ます。mp4に変換するときにインターレースを削除するか、変換ソフトによってはブレンドすることも出来ますので、そのほうがきれいに見られます。

・・・・・・・・・・・・・・・・

私はMacユーザー歴が今年で丁度20年目です。Apple社はときどきユーザーが頭に来ることをやりますが、ツボにハマるものを次々出してきます。AppleTVもその人の生活に合ったいろんな使い方が出来ると思います。
常人には変人にしか見えなかった天才スティーブ・ジョブズが亡くなったので、今後どうなるかは分かりませんが。


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テーマ : Apple - ジャンル : コンピュータ

タグ : AppleTV

映画「影子愛人」大陸で公開
Angelaが昨年撮影に参加した中国映画が、明日5月11日にやっと公開されます。

↓ これは予告編ではなく、映画のPR用のショートドラマです。(約3分半)
影子愛人微電影《病・情》 - YouTube …映画の相手役の井柏然 (チン・バイラン) という大陸の役者と出ていますが、台詞の中に「影子愛人」という言葉が出て来るだけで、映画の内容とは全く関係ないドラマです。
この内容は、最初、Angela演じる彼女は盲目のようですが、実はそのフリをしているだけです。井柏然演じる彼氏は業界人のようで、突然社長から電話で「影子愛人」の取材に行ってくれと頼まれます。更に社長から「ところでお前の彼女、心臓病はもう治ったのか?」と聞かれて、含み笑いをしながら「大丈夫です」と答えます。どうやら、「彼女が心臓病」という嘘を言って仕事をさぼって彼女と旅行に来ているようです。彼女は彼氏に仕事に行って欲しくないので、彼氏は社長に電話をかけ直して「今日は行けなくなりました。今度は…、今度は彼女が失明して…」というところで終わります。

Angela162-01
これがラストの“彼女”の笑顔ですが、この口を真一文字にした笑顔、以前に王力宏 (ワン・リーホン) とCMに出たときのメイキングで、演技ではなく撮影の合間にこの表情で王力宏に甘えているところがありました。
本当にAngelaはいい女になってきました。これから30代に向かって輝いていくんでしょうね。持病があるのであまり無理はして欲しくありませんが、できればもっと映画やドラマに脇役ででも出て欲しいです。

映画のほうの内容ははっきりとは分かりませんが、タイトルは字ヅラ通り「影の愛人」というような意味だと思いますが、昼ドラのような愛憎劇のような感じもします。
現代劇ですが、日中戦争時代の回想シーンにAngelaが日本人に育てられた中国人娘の役として出ています。回想シーンと言っても重要なシーンのようで、複数あるポスターのうちの2枚に、Angelaと井柏然が使われています。
Angela162-02 Angela162-03

日中戦争のシーンが出て来るとは言え、いろいろ記事を読んだ限りでは今回は反日的な色合いはないようです。Angelaの役が日本軍の爆撃の中をかいくぐって逃げ延びるというシーンもあるようですが、あくまでも過去にあったラブストーリーが主体で描かれているようです。
いずれにしても、内容に関係なく中国映画に日中戦争のシーンが出て来ると日本では公開されないでしょう。

ところで、この映画のPRで今年の2月から3月にかけて、大陸でイベントやテレビに出演したようですが、マネージメントは妹がやっているようです。福茂唱片とのトラブルはまだ何も解決されていないようで、音楽に関しての仕事は扱えないのだろうと思いますが、以前からの引き継ぎのCMや今回の映画などは、独立芸能プロのような形で動いているようです。
早くトラブルを解決して欲しいです。すでに7曲まで録られた新譜のレコーディングは、しばらくお蔵入りになる可能性は大です。と言うかすでになっている状態に見えます。と言ってもそれにはお金がかかっているわけですから、福茂唱片としてはいつか何らかの形で出しては来るでしょうけど。



「10+10」DVD 台湾で発売
こちらは昨年Angelaが出演した台湾映画で、昨年の12月に台湾で公開されています。20人の気鋭監督による5分の作品を集めたオムニバス映画で、その中の1エピソード「256巷14號5樓之1」に張孝全 (ジョセフ・チャン) とのカップルで出演しています。
↓ 映画全体の予告編です。ちらっとAngelaが映ります。
《10+10》10+10_電影預告01 - YouTube

DVDは先月発売しています。(私はまだ買っておりません)
博客來(台湾)



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4月27日に開始なのでまだ記事数は少ないですが、登録していなくても見られます。
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テーマ : アジア映画 - ジャンル : 映画

タグ : 張韶涵 张韶涵 アンジェラ・チャン 台湾女性歌手

と言っても一部の人しか観られない放送です。すみません。

3月11日に行なわれた「ASIA MUSIC Connection 2012」。
当日、コンサート収録のカメラが入っていたので、どういう形で出て来るのかなと思っていました。

J:COMチャンネルHD (Ch.10)
4月14日 (土) 22:00 〜 23:30
(90分)
ASIA MUSIC CONNECTION 2012 - Gガイド.テレビ王国

うちの東京杉並区は、新宿副都心と六本木ヒルズのせいで東京タワーからの電波の入りが悪く、区の政策でJ:COMのケーブルテレビが無料で多くの家庭に入っています。そのおかげで「J:COMチャンネルHD」が入ります。
すでに録画予約をしました。

J:COMのチャンネルはCMが入らないので、1時間半まるまる見られるわけですが、コンサートは3時間ほどありましたから、それぞれの歌手から3曲ほどピックアップしたダイジェストだと思われます。

しかしG.E.Mや盧廣仲のライブをハイビジョンで自宅のテレビで観られるなんて、すごいです。

観られない方、ごめんなさい。


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テーマ : 中華ポップス - ジャンル : 音楽

タグ : G.E.M. 盧廣仲 唐禹哲 呉建豪 ナオト・インティライミ

年度末は忙しくて遅くなりましたが、3月11日に行なわれたASIA MUSIC Connectionのレポートです。
台湾、日本、香港の順に行なわれているコンサート。その日本公演に行ってきました。(香港は明後日23日)
私はとにかくGEMの歌がお目当てでした。それと盧廣仲 (ルー・グワンチョン) も面白そうなので期待して行きました。(どんなイベントだったかは前回の投稿で
すでにWEB POPASIAというサイトにもレポート上がっており、各アーティストの公式ステージ写真があります。書いておられるのはC-pop Universityの小西さんです。
web popasia 「ASIA MUSIC CONNECTION 2012」ライブレポート


では私のレポートです。記憶をたぐりながらなので曖昧なところはあります。

開演前
場所は東京ドーム敷地内にある東京ドームシティホール。3000人のホールで、8割以上は埋まった感じです。
開演前に、約束をしていただんなさんとGEMファンのまえっちさんと会場で落ち合いました。私とだんなさんは2階バルコニー席の後ろの方 (私は更にその右端)。まえっちさんは1階バルコニー席の超右端でステージの横です。皆さん先行予約に申し込んでいたのに抽選でそんな席でした。「おそらくヴァネス・ウーのファンのお姉さんたちがたくさん申し込んでいたのだろうな」などと話していました。会場の8割ぐらいは女性でしたから。しかしその推測は間違いであることに最後に気付きます。

開演
3.11ということもあって、映像で文字メッセージが流れます。「音楽のチカラ」というものを、あの災害に結びつけたメッセージでした。
会場にはビデオ収録のカメラが数台入っておりました。

トップは唐禹哲 (タン・ユージャ/D.T/台湾)。
登場するとアリーナ席を中心に、まあまあの歓声が上がりました。
演奏はカラオケです。その他のアーティスト達もそうなのかと思うとかなりがっかりしました。録音された音は生に比べて前に突き出してきません。
MCは片言の日本語で、「みんな愛してます」とか、なんとなくファンミーティング風のノリでお姉さんや元お姉さん達のハートをつかみます。込み入った話は中国語で話してステージにはいない通訳さんの声が入りますが、台湾人の通訳のようで、途中日本語がしどろもどろになったり分かりにくかったです。
最後にピアノ奏者の演奏で (シンセピアノ)、3.11に捧げるバラードを歌いました。
一応私は曲が終わるたびに拍手はしておりましたが、私の周りの「お姉さん元お姉さん」達はそれぞれお目当てがあるのか何のリアクションもありませんでした。

2番目にGEM登場(ジェム/香港)
スクリーンにGEMの紹介映像が流れ、パラパラと数人の拍手が起こります (きっとその一つはまえっちさん)。ステージにはグランドビアノが用意され、暗転したステージにGEMらしき人影が登場してピアノに座りますが、会場は墓場のように静まり返っています。あまりの静けさに私は拍手しようとした手が固まりタイミングを失いました。きっとまえっちさんもそうだったと思います。今回のメンバーでGEMは最も知名度が低かったと思います。
しか〜し! ピアノの弾き語りで歌い始めると、それはもう「本物の歌声」です。英語のR&Bバラードで、だぶんアメリカのカバー曲です。そのパワフルな歌声に会場全体が息を呑むような雰囲気です。歌い終わるとさすがに会場から大きく拍手が起こり少し歓声も上がりました。
2曲目はブルースの弾き語りで、そのソウルフルな声のダイナミックレンジが胸を打ちます。曲が終わるたびに拍手と歓声の音量が上がります。
その2曲が終わるとGEMはマイクを持ってピアノの前に出てきて、拍手も終わってシ〜ンとした会場で、恐る恐るはにかんだ笑顔でひと言。
「コンニジワ」
それまでの本格的な雰囲気からしてガクゥ〜っとなる雰囲気です。その可愛さに思わず会場全体から好意の笑いが起こります。
おそらく暗記して来たのでしょう、簡単な日本語のMCが続いたあと、「ニホンゴ、ヒトツ、オジエデクレタ。……(大声で)あげぽよ〜〜!!!」
どっと笑いが起こります。「あげぽよ」ってなんだ? と今回落ち合った皆さんも言ってましたが、帰ってから調べると「ハイテンション」を意味する女子高生用語でした。
そのあとは英語のMCになりました。なんとか聞き取れました。「次の曲は東京でミュージックビデオを撮った曲です」と (本当は神奈川県ですが)。それですぐわかりました。「All About U」です。私はこの曲を聴いてGEMに注目したのです。
CDと全く同じ歌声です。これは凄いことで、とにかく声が安定しています。CDと同じと言ってもクチパクではないことは聴けば分かります。CDではあり得ないそのダイナミックレンジのパワーには舌を巻きました。生で聴けて本当に良かったです。
そこからの演奏はカラオケで、「All About U」の頭の出がブツっと少し切れたのはひどかったです。他のアーティストの時もこれはありました。
続いて4曲目の前に、GEMはプロデューサーのルポ・グローイングを紹介すると、ルポがギターを持って出て来ました。この人、台湾の庭竹 (ジャスミン) もプロデュースしたり、アジアで頑張っているアメリカ人です。いいギターを弾く人で、4曲目の「Get Over You」ではGEMの情熱的な歌声に負けじと泣きのギターを弾きまくりました。ボーカルとギターの音を抜いて再編集したカラオケがバックです。ルポは最後までギターで参加しました。
5曲目は「A.I.N.Y (愛你)」。GEMが北京語で詞を書いてルポが作曲したものです。じめっとした曲で個人的にはあまり好きな曲ではなかったのですが、やはりそのパワフルな歌声が胸を打ちます。腰のあたりまでマイクを離しても、突き抜けるような声が聞こえてくるパワーには感動しました。
そして最後の曲は、私の持っている2枚のアルバムには入っていないノリノリのロックで (カバーかも)、イントロでGEMが観客を煽るとアリーナ席のほとんどが立ち上がり手拍子を始めました。
ファンではない観客のハートを歌だけでつかんだのは、たぶん今回のメンバーではGEMだけだったと言い切りたいです。
たった6曲。30分。もっと聴きたかったです。

(※追記 : 21日)GEMのFacebookによると、最初に弾き語りで歌った2曲は「If I Ain't Got You」と「Mercy On Me」で、3.11に合わせて選曲したそうです。

盧廣仲 (クラウド・ルー/ルー・グワンチョン/台湾)
意外にも、登場すると主に会場左側から凄い歓声が上がりました。「けっこうファンがいるんだ」と思いました。会場から「我愛你〜!」と声がかかるたびにグワンチョンは「でへへへ」と笑います。日本語で「日本の友達ぃ!」と言っただけで歓声が上がり、同時に笑いも起こるという調子です。一応知ってはいましたが超不思議なキャラです。
こう言うとなんですが、ちょっと残念な顔に、落ち着きのない動き。客を笑わせるというより笑われるタイプのキャラを発散していて、観客が笑うと一緒に「でへへへ」と笑い、その笑いで笑いをとっています。そのキャラで生ギター1本で小粋な音楽をやります。1人ステージで物凄いエネルギーを発していました。
途中ほどけた靴ひもを結んだり、イントロでギターを失敗して「ワンモア!」と言ってやりなおしたり、やり直す前にタオルで汗を拭いてメガネを拭いてと、上がっているのかいないのか、終始落ち着きのない動きで客を笑わせて、というか笑われているのを利用しているのかいないのか、さっぱり分かりませんがほとんど話もせずに最後まで笑わせてくれました。

呉建豪 (ヴァネス・ウー/台湾)
登場すると、「V」の形の赤いペンライトが会場全体で一斉に振られます。「やはりヴァネスファンがほとんどだったか」。
色っぽい女性2人を含む6人のダンサーを引き連れて、かっこいいステージを見せます。
ただ、これが生演奏なら私はもっと注目して純粋に「音楽」として楽しめたかも知れませんが、ヴァネスが悪いわけではなく、この「カラオケで歌って踊っている」というのは、アルバム発売の街頭キャンペーンの延長にしか見えず、ちょっと引いて見ていました。ボーカルをメインで聞かせる曲が少なかったことと、perfumeのようなケロケロボイスを生歌にかけたり、音が作られ過ぎていたせいもあります。
私の場合ずっと昔から、本来コンサートといものは生の演奏や歌を聴きに行くものだと認識しています。ボーカルにエフェクトをかけるのも生演奏の中でそれが行なわれれば面白いと思いますが、カラオケという録音の中でそれが行なわれると全部電気の音になって面白くありません。
ヴァネスはとても親日だったり、音楽もとても頑張っているのは知っていますから、私の中では好感度は高いのですが、このステージはちょっと残念なものでした。
ちなみに、DTもヴァネスも独自に通訳を連れて来ていたようで、こちらは日本人通訳のようで、ヴァネスとのやりとりそのもので笑いをとっていました。そして3.11へのメッセージもありました。

ところで会場均一に赤いペンライトが振られてはいましたが、あとから考えると赤い光なのでたくさんいたように見えただけで、観客の50%もいなかったと思います。では、この観客の多くは誰をお目当てに来たのでしょう。あと1人しかいません。

ナオト・インティライミ(日本)
J-POPです。彼が登場すると、今まで私の周りで拍手もせずにシ〜ンとしていた「お姉さん元お姉さん」達が一斉に立ち上がりました。いや、私の周りだけでなく、会場の6割以上は立ち上がったと思います。
「そうだったのか…」。私はC-POPコンサートという認識で来ていましたが、やはり日本で行なわれるコンサートに日本人アーティストが出ると、そのファンが一番多く詰めかけるのは当然かと思います。おそらく彼女達の多くは中国語のポップスなんてなんの興味もなくずっと待っていたのでしょう。
それでこのナオト・インティライミと言う人。私は今回初めて知ったのですが、ポップからバラードまで、とてもいい歌を聞かせてくれました。
C-POPばかり聴いていてたまにこうやって日本のものを聴くと、たとえカラオケ演奏でもとてもタイトでいい音がしてますし、ダンスの切れもいいし、やはり日本のものは良く出来てるなとつくづく思います。
ただこの人、話が長い。関西系のアーティストにはよくいますが、話術に優れていて話で観客を引き付けます。実際長いと言っても退屈はせず、やはり3.11への話もあり、しんみりさせたり笑わせたり、話はとても面白かったです。
この2日前に台湾でこのイベントをやっていて、彼はGEMとDTとはすでに会っていますし、他のメンバーとも仲よくなったようで、1人ずつ今回のメンバーのことを言っていくのですが、「GEMちゃんに “あげぽよ” を教えてあげた」ということでした。ヴァネスについては「あのカッコ良さは卑怯やわ」「もう、めっちゃええやつ!」と言っていました。
彼だけが最後にアンコールを1曲、ピアノの弾き語りでやりました。

あとがき
各アーティストの登場前に紹介映像が流れ、そこで長い紹介文が流れたのですが (イベント公式サイトに書かれてあった文)、私の仕事のセオリーからすると映像で長い文章を読ませるなんてナンセンスです。やはり司会者は必要だったと思います。結局のところ、順に演奏しただけ、それぞれのファンがそれぞれを応援しただけ、という感はあります。海外のアーティストを知ると言う意味でもこういうコンサートはとても意義はあると思います。来年もやってくれるなら、その意義を活かすためにももうちょっと工夫が欲しいところです。
でもやってくれて良かったです。

ちなみに、このイベントの主催はソニーミュージックなのですが、日本公演にはソニー系の所属歌手はいません。やってくれますソニーさん。来年もよろしく!

終演後の飲み会
今回のメンバーは、だんなさん、まえっちさん、Zuihongさんらとの4人。誰かが終電の時間が気になり始めるまでC-POP談義に花が咲きました。メロンパンさんとも会場で会いましたが、残念ながらお忙しいようですぐ帰られました。
みなさん、またお会いしましょう。


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タグ : G.E.M. 盧廣仲 唐禹哲 呉建豪 ナオト・インティライミ

昨夜TBSで放送された「Asian Ace」は、日本vs台湾のタップダンス対決で、台湾チームはAngelaの「C大長」MVでタップを踊っていた人たちでした。

その番組のホームページの文をコピペさせてもらうと…。
「ダンス・音楽・映像・料理・ファッション…などなど、様々な分野から才能を選び出し、日本代表チームがアジア各国および地域のエリート達と熱のこもったエンタメバトルをお届けするアジアングローバル・バラエティ」
というもので、アジアと日本の各界のエキスパートが対決する番組です。

両チームともその国で最高のチームのようでした。
日本側の監督は台湾でも名の轟いている人のようで、最初のドキュメント部分で台湾チームがその名前を聞いた時はチームリーダー含めて全員唖然としていました。結果は審査員全員日本チームに入れて日本圧勝でしたが、台湾側もちょっと面白い演出で素晴らしく、審査員も高く評価していました。
台湾チームは、相手が相手なので負けても悔いはないと言う表情で、みんな笑顔で大きく拍手を贈っていたのが見ていて嬉しかったです。

なんとなく見ていたので録画は録っていませんが、あとから「C大長」MVを見てみると、この左の人がリーダーで、右の男子もこの髪型のまま出ていました。
Angela161-01
リーダーはAngelaの2007年のライブDVDにも出ていました。

日本も80年代頃までは欧米のモノマネばかりでしたが、そこから始まって様々な分野で独自のものを作り上げました。台湾は単にそれぞれの分野のスタートが遅かっただけで、正に日本のそれと同じその過渡期にあるわけで、私は昔を思い出してそれを見ているのがとても面白いというか、その頃の自分の思いを思い出して「頑張れ、加油!」と言いたくなります。そう言う意味で私は台湾が好きなのだろうと思います。

そう言えば昨夜は日本対台湾戦の野球もありました。日本圧勝でしたが、これも日本が強いのは今のところ当り前のことで、「台湾加油!」と言いたくなります。



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